ついに、待ちに待ったリギングがスタートしました。我が愛艇、バスキャット・リンクス、通称、青い弾丸。この光景は早々無いと思います。同じモデルで、殆んど同じカラーのリンクスですからね~!!
このリンクスというモデルは、2018年モデルから発売されたもので、バスキャットにとっても、次世代を背負うフラッグシップモデルとしてリリースされました。
走行性能では、既に全米で確固たる地位を築したバスキャット。しかし、時代は、ワイドデッキ化の波が加速しておりましたが、その波に直ぐに乗らなかったのもバスキャットでした。
この写真は、3年前の秋、バスキャット社の社長でも有り、デザイナーもあるリックと一緒に琵琶湖で釣りをした時のものです。その時は、本当に色々な事を教えて貰う事ができました。
そして、帰り際に、リックは、自分にある事をささやきました。「船長、今、俺には凄いアイディアが有り、それは近い将来実現する、それができたら、きっと欲しくなるぞ~」「釣りがしやすいだけではなく、最高のドライブが可能だ」「おそらく、この琵琶湖の北湖で、最高のポテンシャルを発揮するはずだ」「まあ~楽しみにしててくれ!!」と。
そして、昨年の5月、アメリカのバスキャット社の行き、見せられたのが、まだ世界に一艇しかないリンクスのプロトタイプでした。まさに3年前、リックが語っていた、凄いアイディアとは、このリンクスだった訳です。
ワイドデッキと走行性能の両立、一見矛盾するこのテーマを、真向から妥協する事なく、挑んだバスキャット。そこには設立から45年経っても、職人気質で物作りに拘り続ける社風、さらにバスボートに対しての情熱が色あせないリックというデザイナーの存在が大きいと自分は感じている。
彼が日本に来た時も、また自分がアメリカに行った時も、ボートに関しては、延々話す勢い。それぐらい、バスボートが大好きで、バス釣りを愛している事が理解できる。そんな彼が自信をもってデザインしたリンクスだけに、その時点で、自分が次にのるボートはリンクスで決まりました。
実は、今まで乗っていたリンクスは、最初に作られたもので、プロトタイプに近いデモ艇的な存在でした。なので、タンクのサイズなど、実際のカタログと異なるものが搭載されております。
できるだけ、このバスキャット初のワイドデッキのフラッグシップモデルを日本で走らせるべく、バスキャット・ジャパン、またバスキャット社の計らいで、一年間ドライブさせて頂きました。
そして、無事、本日からバスキャット最新2019年モデルのリンクスをリギング開始。来週には、シェイクダウンできそうです。
そんな最新艇のリンクスですが、興味の有る方は、是非、ビーフリークまでお問合せ下さい。現物を見ながら、何がどう違うのか、特に、ハルの形状なんかは、かなり特別なので、かなり面白い話が聞けるかも!!橋本部長に色々聞いてみて下さい。
また進み具合等、更新していきますね。