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1番若いテスター誕生、さあ〜どこまでいけるかな?

報告が遅くなりましたが、この度、色んなご縁が有りまして、GETNETは越海斗君とフィールドテスター契約をさせて頂きました。

3月に琵琶湖で一緒に釣りをしましたが、直接話をするのは、この時が初めて。まあ〜自分がプライベートでバス釣りをする時は、何かがある時で、琵琶湖で一緒に釣りをしたのも、最終的な判断をする為で、まあ〜挨拶から全ては始まっておりました(笑)

気がつけば、自分も30年近くに渡ってバス釣り業界にいる訳ですが、1日一緒に釣りをして、話をすれば、そのアングラーの釣りの技量やスタイルは、大体予想は付きます。

どこのメーカーも同じですが、テスターやプロスタッフ等の選考にのるレベルなら、釣りの技術は大体OKだと思います。しかし、実際の契約となると、技術面と同等に、他の要素が大きく影響をうけるのも現実です。

勿論、契約条件面も有りますが、メーカーが望むキャラなのか? 開発能力? 販促能力?
地元でのアテンド能力? その時々によって必要とされる能力は変わります。

GETNETもその時々で、欲しい人材は変わっております

GETNETに関して言えば、私の立場が色々あるだけに、いつも悩むところがあります。それは、自分がGETNETの代表であり、経営者である事以外に、今だに他の大手メーカーとも契約しており、プロアングラーの立場でもある事。

さらに、近年、日本海の遊漁船業もスタートさせ、今まで以上にグローバルな視点からルアー業界を見ることができるようになった事。

もし、自分がプロアングラーのみの立場なら、自分の周りだけの狭い世界の中で、物事を考え、メーカーに対して、より高い契約内容を望んでいたかもしれません。

また、もし自分がメーカーのみの立場なら、もっとドライに数字だけで判断していたかもしれません。

今は、良いか悪いか、どちらの立場でもあるせいか、どちらの気持ちもわかるので、判断が鈍る時があります。

(アングラー側)これだけ釣っているのに、もっと評価してほしい
(メーカー側) 釣っても、それ全然数字に繋がってませんよ

(アングラー側)プロなんだから契約金欲しい
(メーカー側) 市場での影響力は全然プロにはなってませんよ

(アングラー側)毎日SNSに投稿してるので、評価してほしい
(メーカー側) 投稿するだけでは意味なし、見てもらえるように努めてますか?

(メーカー側) もっとSNSに投稿してほしい
(アングラー側) その前に契約金欲しい

(メーカー)  今の時代、動画もいれないと
(アングラー側)苦手なので

まあ〜お互い立場変われば、見方、考え方も変わってきます。

私の場合、メーカーとして判断する時もあれば、アングラーとして判断される時もあり、年々、その状況は変化しております。

今回、越海斗君と契約した訳ですが、年齢的に自分の息子と同年齢なので、先に何を見ているのか?親御さんはどう思っておられるのか?その辺も色々話させて頂きました。

メーカーは釣りの技術向上委員会ではなく、利益を生み出す団体であり、ボランティアではありません。まあ〜せっかくなので、その辺りを色々説明した上で、契約させて頂きました。

20歳前半という彼には、可能性のみで、とりあえず失敗を恐れず、色んなことにトライして欲しいし、それが若さの特権。わからない事は、自分に聞いてくれれば良い。

しかし、これが30後半、40歳代になると、求められるのは、即戦力。できません、知りません、努力します??等は、聞き流され、それを言っている時点で早々チャンスは来ないのが今の時代です。それは一般の会社でも同じです。

今の時代、まさにセルフプロデュース能力が問われる時代、だけに個人でもやる気次第でチャンスは大いに有る。と言うかチャンスしかない。

SNS一つとっても、釣りと同じくらい、徹底して取り組んでみれば、色んな事が変わるはず。

釣果は勿論だが、それらのSNSへの投稿頻度、表現方法、文言、写真のクオリティ、自分はできるだけチェックするようにしている。ちなみに、チェックされている間が花です(笑)

越海斗、さあ〜どこまでいけるのか?皆様、GETNET共々、応援の程よろしくお願いしますね。

GETNET代表  杉戸 繁伸

 

琵琶湖と日本海の往復、今年はフウマにも参加してもらう(笑)

今年の1月は、今のところ昨年と比べると、雪が少なく、海も出れる日が多い。しかし、今週からいよいよ大寒波が来るとのことなので、とりあえずその用意で港での作業。

琵琶湖ではマリーナに駐艇しているので、台風前に少し気になる程度で、心底ビビる事は殆どない。

しかし、港に係留していると、そうはいかず。特に風に強くない港ではあれば、毎回ヒヤヒヤとなり、神経がすり減ることも多々。

さらに冬の日本海は、雪で簡単に船が沈むから厄介です。すぐに船の面倒がみれない場合、面倒がみれる人達との人間関係を築く必要があり、色んな意味で甘くはない。

大袈裟に言えば、海での船長業をやり始めると、釣れる釣れないは、最後って感じ。さらに言えば、遊漁船ごっこのこずかい稼ぎ程度なら、難しくはないが、それ相応の稼ぎをしようとなれば、覚悟は必要って感じです。

そして、港での作業が終われば、嫁さんに付き合って水を汲みにいく事に。普段、その光景を見ていたが、今まで、ここで汲んだことは無かったが、今回初めて、汲んでみました。

滋賀と小浜との往復生活。地元に何のツテもなく来た時から比べると、少しずつではあるが、地元に馴染みつつある今日この頃。

そろそろ、フウマにも慣れてもらおうと、小浜に連れていく日々。今年は、フウマにも琵琶湖と日本海の往復に参加して貰おうと思っている。

琵琶湖と日本海、その距離わずか75km。鯖街道の地道のみで、約1時間15分。この距離感で得られる、楽しさと充実感は、計り知れない。

琵琶湖で培ったスキルと経験を日本海で、さらに日本海で得られるスキルと経験を琵琶湖にフィードバックしたい。ともに自分の船で、自分の魚を探す楽しみは、人生をかける意味があると感じている。

今年こそが、自分の中で、リアルなスタートになるだろう。

冬でも餌を食いに上がってくるデカバスを狙う釣り【スイムベイト】

今から数年前の12月は、ブリキンスイマー発売前の最終テストで、時間があれば、高山ダムでテストをしておりました。写真はその時の写真で、高山ダムは満水状態。まさに冠水ブッシュとの戦いで、スキッピングを多用して、ブッシュの下から、誘い出して如何に食わすかの釣り。

スキッピングのやり易さ、また冠水ブッシュの際を如何にデッドスローで見せて食わせる事ができるか??まさにブリキンスイマーの開発コンセプトをテストするには、最高のシチュエーションでした。

過去の映像にはなりますが、そのテスト時の映像が残っていたので、公開させて頂きます。

時期はまさに寒波が到来した12月中旬、まさに今からの時期。再現性が有るので、是非、ご覧になって頂き、皆様のフィールドで試して貰えればと思います。