船長ライフ」カテゴリーアーカイブ

バスとソルト??色んなやり方が出てきそう??

少し報告が遅くなりましたが、先週末に開催されました、ブンブン岐阜店での店頭イベント、お陰様で、無事終了する事ができました。フィッシングショーも良いですが、やはり店頭イベントでの距離感もやはり良いもんです。少し昔に戻れた感じで、自分自身、かなり有意義な時間を過ごす事ができました。

既にSNSでも少し書きましたが、今回の主役は自分ではなく、セイゴやユウキの若手スタッフ達。今回が自分達の名前で開催するデヴュー戦となるので、今後に繋げて欲しいと思います。

自分の場合は、今回は琵琶湖のゲストさんは勿論ですが、日本海のゲストさんもご来店頂き、ご覧のように青いパッケージをお買い上げ。タイラバにつけるワームとして、またアコウ用に使用する為に購入されました。

また同じ港で、いつもお世話になっているセプトの樋口船長が奥様と一緒にご来店。しかも美味しい差し入れを持参で。有名なバスプロではなく、日本海小浜の有名遊漁船の船長と、GETNETのイベントで写真を撮る。数年前には全く想像してなかった事ですが、それが起こるから本当に面白い。

この歳から、何か新しい事を始める、しかも趣味ではなく、プロとしてやっていくには、正直相当なパワーが必要です。特に日本海の遊魚船で、夜の釣りになると、今までの琵琶湖ガイドでの経験は殆ど生かされない現実があり、色んな先輩船長さんにアドバイス頂きながら、日々、勉強となります。

50歳を過ぎて一年生という現実。このようにロープワーク一つとっても、教わりながら。正直、今まで何やってたんやろ??と思う時がありました。

遊びで海の遊漁船に乗るというのと、自分が全責任を負う海の遊漁船をするという世界の違いを改めて再認識する事になりました。

自分で企画して、自分の名前でやる店頭イベント。テレビも一人で出演して成立させる。若手のスタッフが確実に育ってくれているのを、見ていると、反対にこちらも刺激になっており、人が成長する様は、自分の成長にも置き換えれる感覚になっており、感謝している。

また、自分のとって50歳からの挑戦となる日本海の遊漁船業。少しずつですが、お話して貰える船長さん達も増えてきて、自分の中では、今年からガチなスタートになります。

バスとソルト、線を引いているのは業界??釣り人には関係ないかも。今後は色んな捉え方が出てきそう。

自分のやりたい事に向かって進む、そこにバスもソルトも関係なし。そして色んなご縁に感謝。そんな気持ちになれた楽しいイベントでした。

最後はパッションを共有できるかどうか?それが説得力にもなる

今日は編集dayでセイゴの爆釣動画をせっせと編集中。動画って、予算と時間が有れば、普通に良いのができて当たり前。

しかし、自分の環境ではそうともいかず、凄まじく限定された素材、限定された時間で、さらに、最小限の予算。

その中で効果が見込める内容にするのが自分の動画編集。構成が決まれば、後は作業なんだけど、決まるまでは、少し頭を使う。ちなみに、気分転換にリビングで作業中。

この作業、プロに任せるのが仕事として効率は良いのは解っている。

しかし、意外に好きなんです。自分が作ったルアーで、一生懸命に釣ろうと頑張ってくれる姿をファインダーを通してみてると、こちらも熱くなる。

そして、人の成長を感じれるのもこの仕事の好きなところ。

カメラの前でのトーク、振る舞い方、商品説明。釣れても、それをきちんと表現できないなら、自分の中では、仕事ができる部類には入らない?

最後はパッションを共有できるかどうか?それが説得力にもなる。ここ、かなり重要。

そのパッションがファインダーを通して伝わってくるから、こちらも、自然と頑張って編集に力が入る。

延々とパソコンを叩きながら、若いアングラーから刺激をうける52歳の船長。

あくまでも、自分の独断と偏見による、船長の戯言でした。

その先にどんな魚がついていようが、それは問題ではない

昨日、数時間だけの湖上勤務で撮った一枚の写真。既にSNSでは即日公開しており、今日はその動画も公開させて頂きました。

元々は滋賀県の雪山で遊ぶ予定だった、知り合いのご家族が、山が雨になったらしく、予定変更で琵琶湖で遊びたいと連絡があり、数時間だけ一緒に湖上に出て次第。

子供達にとって初の琵琶湖で、初のバスボート。最初は少しボートに乗れればOKだと思っていたのが、やはり釣りがやってみたいとの事。

しかし、この時期なので、基本釣れない。特に不慣れな子供達にとって、バスが釣れる可能性はかなり低いのが現実。

しかし、そんな現実も、子供達には関係なし。30分が限界かな??「な〜おっちゃん、何で釣れないの??」「私、釣りたい」と年長組のお姉ちゃんは、グズリだす事に。

この時期やし難しい、琵琶湖は難しいなどの理由は子供達には通用しません。純粋に釣りたい気持ちが爆発。

となると、バスは早々に諦め、ゴイニーに切り替え、さらにキャストがいらない、バーチカルなメタルジグな釣りにシフト。そうする事で、ゴイニーは釣れ、兄弟でワイワイと楽しんでもらえました。

この時の子供達のニーズは、ロッドが曲がり、ラインを通して伝わる生命感を得る事。その先にどんな魚がついていようが、それは問題ではない。とりあえず釣れる事が1番でした。

これは、子供達に限った事ではありません。これから釣りを始める方々にも、同じように言える事。

その先についている魚に色んな価値観を見出し、またその釣れるまでのプロセスにまたまた色んな価値観を見出す。そのような価値観って、本来、押し付けるものではなく、自然に芽生えてくるもの。

今回、子供達の様子を見ていると、琵琶湖における釣りの価値観、またまた琵琶湖におけるバス釣りの価値観を改めて考えてしまう。

この琵琶湖にも、もっと色んな釣りのメニューがあれば?そう思うと、日本で1番大きな湖とはいえ、メニューが少ないとつくづく思う。