アメリカからのオファーで撮影を!!

昨日は、海外からのお客様をピックする事から一日の仕事がスタートした訳ですが、今回は同じ琵琶湖ガイドでも釣りではありません。釣りなら、当日の朝6時過ぎに到着する堅田駅でのピックで十分。

しかし、今回は4時30分という早朝なので、大津駅までピックに行きました。

今回の仕事の内容は、バスボート関連の撮影。特にサンライズが欲しいとの事だったので、この時間になりました。

カメラマンはカリフォルニアとシカゴから来たお二人。ともに日本は初めてらしく、仕事とは言え、楽しんでいるご様子。

ただのカメラ船と言えば、楽チンですが、今回は少し違う。ここで琵琶湖バスガイドの能力が生きてきます。その時の天気と光量で、ナイスショットが撮れる場所を的確に案内しないとダメで、特にサンライズはチャンスは10分程しか無いので、うかうかできません。

この日はバスキャットジャパンの協力もあって、まさにシェイクダウンする寸前の新艇・エイラを被写体にさせて頂く事ができました。

「船長、次はこの背景で、こんなロケーションを撮れるところに連れて行ってくれ!!」と次々とオーダーが入ります。

なんか、これってバスマスターマガジンの一枚に出てきそうな感じでしょ!!

ラストは北湖での一枚を撮る為に走ります。「お~なんて、綺麗な水なんだ!!」「船長、ここはナイスだ!!」「これなら、水中からの映像も撮れるよ」

と、ためらう事なく、二人のアメリカ人はパンツ一枚になって、入って撮影しておりました。その光景を見て、より親近感がわきました。

そして、帰りの車の中で、「アプリシエイト」の言葉が!!それを聞くと、一緒に仕事ができて良かったと思う。

これがアメリカのバス関連の、WEBやカタログ、もしかしたらバスマスターに採用されるかも。そう考えるだけで嬉しくなるもの。

アメリカ人を無事、駅に送り届けた後、珍しく夕暮れ前の琵琶湖でたたずんでおりました。本場のアメリカから、バスボート関連の撮影で、この琵琶湖が選ばれる。自分がバス釣りをスタートした時では考えられない事。

そして、それを今は自分が案内できる訳ですから、本当に面白い。長い事、続けていれば色々あるもんです。しかし、それもこれも、琵琶湖という湖のお陰です。

本当に、自分はこの湖に生かされている事を痛感する。湖畔を見ていると、勘違いせず、この湖のほとりで生きていける意味を噛みしめようと思いました。