今日は、ジーザーにお任せしていたシェビーが、車検から帰ってきたので、久しぶりの運転。やはり嬉しいので、ガイドが終わってからも、わざと遠回りをして帰ってきました。
今回は車検のついでに、気になるところを全て交換したので、少し時間が掛かりました。ちなみに、代車生活の間、小型の日本車、確かにかなり便利で、経済的。もうこれは間違い無いです。
しかし、今の自分にとっては動くオフィースになるのは、やはりシェビーのみ。ただの移動手段ではなく、自分の色んな思いが詰まっているから。
V8のエンジンを掛けた瞬間から、「この音最高」「さらに国産にはない、ドロドロとしたアメ車特有のエンジン音もたまりません」
今から23年前、初めて新婚旅行でテキサスに行った時、「ガイドが乗っていた車に一目ぼれ、「これ恰好良い、いつか乗りたい!!」と思い続けて、やっと40歳代で乗る事ができた。
それまでにも無理すれば、買う事ができたが、自分の中で優先順位が違っていました。まずはマイホームを持ち、子供達をそこそこ大きくする事。
そして、実際にお金を稼ぐボートをしっかり確立する!!それができた上で好きな車を買う。できなければ買わない。買う資格が無い。それが自分の中での約束事でした
そう考ええると、自分は甲斐性が無く、この車を持つのに、20年近く掛かってしまいました。長かったけど、それで良かったと思っている。
初めてのアメリカで、宿泊しているテキサスのアクストン前にレンジャーを牽引したシェビーがやってきた瞬間、鳥肌でした。この感覚は今も忘れていない。
不思議なもんです。そこから23年間、忘れる事なく思い続けた若僧が、今はもう48歳のおっさんになっている訳ですから。
車もボートも同じですが、最後は人と比較するものではなく、自分の中でどう扱うかだけの事。それだけで、ただの物にもなるし、人生のシンボルにもなる。
明日から、また一緒に琵琶湖に向かう生活が始まる。