日別アーカイブ: 2020年10月22日

「釣れればOK」は20歳代まで?カメラを背負う意味は!!

昨日は、超メジャーフィールドになった五三川に行っており、日の出から日の入りまでみっちり歩きまくりでした。
目的は「ルアー合衆国」のTVロケですが、この写真を見て貰えればわかると思いますが、自分はロッドを持っておりません。

仕事的には裏方となる鬼のディレクター業がメインで、釣りは一切しておりません、と言うか持っていきませんでした。

今の自分の立場的には、プロデュースからディレクション、時には撮影まで適材適所で、自分でやります。まさに自分の仕事は多種多様です

今回のTVロケは、今までの中で、一番若いタッグ、セイゴとケイタに出て貰う事に。ちなみに、彼らのお父さんと自分がほぼ同じ年齢らしくです。気がつけばそうなりました。未来を見据えてとは大袈裟ですが、今後の事も含めて、自分は一切出ず、ディレクター業に専念です。

この写真は、挨拶の場面。ここから既に仕事は始まっており、いかに噛まず、スムーズに、限られた時間で、話せるか!!
もし、これからも頑張っていきたいなら、ここからきっちり出来ないとダメなんです。

今回も勿論、数回撮り直しです(笑)

メディアに露出する。その意味をきちんと理解できれば、釣れればOKとはいきません。他社は知りませんが、特にゲットネットにおいては、最後の数字まで全てを見ている自分が代表なので、かなり厳しく効果測定をしており、釣れればOKとは程遠いです。

自分がこの年齢までやってこれたのは、それなりに意味がありまして、「釣れればOK」という考えは20歳代までです。それ以降は社会のしくみを重々理解して動く事が重要です。

釣れても、きっちりその説明ができているか!!レンズの向こう側おられる視聴者に伝わるのか!!。それができないなら、釣れても効果半減。さらに言えば、マーケットを刺激できるかどうか!!最後の最後は数字をみる事になります。

そういった事も含めて、これからの若いスタッフには、何故自分がカメラを背負って釣りをするのか!!の意味を重々理解して欲しいと思い、今回もあえてディレクターとしてロケに参加しました。

そして、ロケの内容的には、厳しいながらも、風とカレントが絡む短いジアイを的確に捉えたセイゴが見事にデカいのを当てました。まさにこの魚には痺れました。二人でハイタッチするなど大興奮、まさにロケの醍醐味です。

ヒットルアーはジャスターフィッシュ3.5(コアユ)のダウンショット。フックはバマスフック#4で、スナッグレスを重視したフックセットで攻略しておりました。

その他にも、ポンポン釣れているので、来月の放送を楽しみにしておいて欲しいですね。

ラストはロケの反省会で飯へ。50歳のおっさんと20歳代のセイゴ&ケイタ。他から見れば親子か!!しかしこうやって一緒のご飯を食べれるのも、何かの縁があっての事。こうやって彼らの話を聞いているだけで、若い子達がどのような趣向で行動するのかなど、参考になる事が多い。

普段から、ゲットネットのキャップを被り、ゲットネットのワームで頑張って釣ろうとしている光景をSNSで見ていると、純粋に嬉しいし、自分も熱くなれる。ゲットネット代表の立場では数字も意識して、時に彼らにも厳しい判断をせざるとえないし、厳しい言葉も言わざるとえない。

しかし、この年になって改めて思うのは、自分に関しては「言われているうちが花」です。まだ今から何か吸収し、さらにステップアップする可能性を感じるから言う。もうそれを感じなくなれば、言わなくなるもの。

まあ〜そんなこんなで、色々思う訳です。でもつくづく思いますね〜、こうやって今、彼らと一緒に仕事ができる。これも何かのご縁があっての事。これからもこの縁を大切にしていきたいと思う。

セイゴ、ケイタ、今回は本当にお疲れ様、そしてありがとう。これからもゲットネットをよろしくお願いしますね。