今日の湖上勤務は昨日の強風予報により延期にさせて頂きました。なので、朝から連休中に爆発的に溜まりまくった内勤業務を一つ一つこなしております。
ガイド業をやればやるほど、内勤が溜まりまくりジレンマ。やってもやっても、終わりが見えず、今晩からまたまた徹夜で動画の編集作業に入る予定。ある意味、連休中も連休後も必死です。
しかし、昨日のような事があれば、頑張らないと!!と思えます。写真は昨日のガイドで、台湾から来られた黄さんとタイさん、共に20代半ばで若いバスアングラー。では何故、船長ガイドに来たのか!!ここには一つの物語がありました。
黄さんが行く台湾の釣具屋さんにジャスターホッグが置いてあり、何気に興味を惹かれ、使うようになったそうです。
そして、そこからGETNETを知り、私を知る事になったそうな!!そこから、いつかは琵琶湖に行ってみたいとなり、昨日のガイドになったという訳です。
これって、今の自分にとっては本当に嬉しい事。自分が人生をかけて作ったルアーが、日本ではなく海外のショップに置かれ、そしてそのルアーに興味を持った海外の若いアングラーが、自分のガイドに来てくれた。
そんな彼らと、昨日は丸一日一緒に釣りをする事ができた訳です。50歳前のおっさんと釣りがしたいと思ってくれるだけでも本当に嬉しい。
このような出会いは、今の自分にとって特別な感情となります。実は、GETNETを立ち上げる確か一年前、なので、今から十数年前になります。新婚旅行から一切行っていなかったアメリカに行き、再びその全てに感動しました。
その中に、一つのある想いが走ります。それは現地の釣具屋での事、日本では普通に置かれている日本製ルアーがアメリカにも置いてあり、しかもかなり高価。
そのルアーをアメリカ人が頑張って購入して、そのルアーへの想いを、日本人である自分に話す訳です。
その時、何故かは解りませんが、もし自分が作ったルアーが海外のショップに置かれ、そのルアーを現地のアングラーが使ってくれたら、「それってめちゃ格好ええやん!!」と、その時の自分は何故かそう思った訳です。
ちなみに、その時の釣具屋さんでは、有名アングラーはトイレにサインするらしく、何故か自分もさせて頂きました。当時のエリートプロは殆どサインしてありましたよ。
その時の自分の頭の針の振れ方が少し違ったようで、「よ〜しアメリカで勝ってやる!!」よりも、「いつか自分で作ったルアーを!!」となりました。
まあ〜規模はもちろん、ビジネス的にも超まだまだですが、昨日のガイドでは、気持ち的に少し満たされました。
昨日のガイド時、「何故、自分のガイドに来てくれたの!!」とゲストさんに聞き、その返事を聞いた時、十数年前、このアメリア南部の釣具屋で走ったその時の想いが、一瞬にして思い出された訳です。
そして、改めて今思う。!!特に商才もなければ、生まれ持った才能もない、親のバックボーンも何も無い自分が出来ること、それは「只管、想い続けて行動する事、それだけ!!」
しかし、十数年ってあっと言う間ですね。後悔しないようにさらに動きます。