この2日間は、萩ちゃんとリザーバーや野池を巡り、サンプルをテストしておりました。
メインのお題は、悪路ジグ。
フィッシングショーに出したら、それで終わりではなく、まだその後も続いております。
メインは、後ろの背景にあるようなブッシュやレイダウン。あえて満水のリザーバーをセレクトすると、そこはまさにブッシュ&レイダウン&竹林だらけ。
ジグのテストをするにはまさに最高の条件です。そんな中で、萩ちゃんがきっちり、デカイのをGET。
今回の悪路ジグでは、彼はブッシュのすり抜け具合を確認する、カバー部長だったので、今回もあっさり、すり抜けてゴンでした。
そして本日、さらに工場からサンプルが上がってきました。ブラシの質感からラバーの質感まで、少しずつ異なるので、その中で決めていかないと。
一番大事なヘッドデザインとバランスが決まれば、後は楽勝と思いきや、細かい点が色々ありまして、今もなおやり取りしております。物を一から作るのは、本当に大変です。
ちなみに今日の午前中は野池巡り。途中で雨が強くなり止めましたが、得るものはありました。リザーバーのボートと野池オカッパリでは、ラインの角度が変わってくるので、同じレイダウンでも掛かり方が変わってきます。
野池で使う事を想定するなら、やはり野池でテストする事が重要だと毎回痛感します。今回もさらに思いました。
もちろん、ここで得たデーターは、商品開発にフィードバックしますので、こうご期待ください。
そして、最後は友人がリラグゼーションサロン「ひより」をオープンしたので、立ち寄る事に。ちなみのこの内装は、全て自分で作ったとの事。
ちなみにこのオーナーは小悪魔スピンのデザイナーで生業はルアーメーカー。しかし、それだけでは不安という事で、別のビジネスを立ち上げた。
その気持ちは痛い程解る。釣りで飯を食うのは、基本かなり難しいのが現実。そこそこの年収を維持して、最後まで生きれるのは一部の一部のみ。
釣りをしている時は楽しい。それは業者も同じ。なので、楽しくなれば、嫌な事や、将来への不安、負担を強いられるチャレンジはどうしても後回しになる。
政治は次世代に回して、知らんプリすれば良いが、自分の人生は、最後は自分で自分のケツを拭かざるを得ないので、後に回したツケは何倍にもなって歳いった自分に襲い掛かる。
口だけで何もやらない人に比べたら、すぐに行動して、こうやってとりあえずオープンするまでやるのは、本当に凄い。新たなビジネスに挑戦するには本当に勇気がいると思う。
彼は、これからルアーを作りながら、さらに施術代から家賃&光熱費のランニングコストをたたき出し、飯を食っていく事になる。簡単ではないと思うが、40歳代からの新たなる挑戦、是非とも頑張ってほしい。
人間、いくつになろうが、やはり挑戦するのは素晴らしい。またその姿やプロセスを見ていると、こちらも刺激を受け、さらに頑張ろうと思う。
さあ~明日から湖上勤務、俺も頑張るぜ!!歳いった自分に楽させてやるわ!!