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日本海ラストアタックでヒラマサ、帰りのラーメンは感慨深いお話

12月29日、まさにこの日のみ波が落ちるので、年内ラストの日本海アタックへ。しかし、いつも使用する国道の2パターンのどちらも、大雪で通行止めなっていたが、前日の夕方に解除され、当日はいつも通り向かうことができました。

今回の寒波前に、メンテも含めて、ボートを上架しており、本当に良かりましたが、雪が溜まっているのはどうしようもなく、小浜に到着後、まずは雪おろしから。

さらに色んな箇所が凍結、エンジンもいつもと違う感じで、最悪のことを想定して、色んな準備をして、出港する事に。

まさに冬の日本海、沖に出るとウネリは残っております。

そして、一発目のポイントから感度良好。案の定、スタートして5分以内で、ダブルヒット。

ハマチが釣れる釣れる。青物はやはり引くので楽しいの一言。

濡れながらも、ひたすら釣り続けるシンペーちゃん。ハマチもプリプリしており、お土産を確保しまくり。

そして、時間が経つにつれて晴れてきて、風も少し収まってきました。そのタイミングで、お次はサイズ狙いにシフト。

要は、ハマチの感度をあえて避けつつ、狙えるスポットを流していく訳ですが、そんなエリアでも、時折ハマチが回ってきて、その時はあっさり釣れます。

なので、お土産確保完了。飽きない程度に、ハマチが回ってくるので、ゲストさんも飽きない。その中で、狙えるので、最高に楽しい状況。あとはドスンと入るのみ。

この日の潮の感じからここやろ??っというラインを4回流した時、ついにブチ曲がり。これはえ〜サイズ

シンペーちゃんがヒラマサをゲット。年内のラストアタックで、この魚は価値あります。

プリっとした良いハマチだけキープして、後はリリース。その中に混じるヒラマサは別格ですね。

と言う感じで、年内ラストのガイドもこれで無事終了となりました。冬の日本海、確かに殆ど出れない状況ですが、その反面出れれば、楽しめる可能性は大。大自然を満喫できるフィールドです。

次の出船は正月明けのどこかのタイミングで出れればラッキーですね。

そして、冬の釣りの後はやはりこれが一番。自分もこの日で釣り納めとなるので、シンペーちゃんとラーメンへ。

今から25年前、丁度、ジギングが流行り始めた頃、周りに誰もやっておらず、ネットも無かったので、まずは一人で釣具屋主催のジギング教室に参加。そこで、とりあえずの釣り方を教えて貰い、そこから自分の日本海通いがスタートした。

小浜から京都、さらに山陰の方まで、その時あったジギング船は殆ど乗りに行った程。

そして、帰り道はいつも小浜でラーメンでした。あれから、25年の歳月が流れ、次はゲストではなく、船長としてラーメンと食う時が来たって感じ。これは自分の中では感慨深い。

自分は釣るのは勿論ですが、魚を探すプロセスも大好き。なので、25年前から、ジギングに行くと、キャビンに入り、船長と話をして、その魚を探す光景を、横で見せてもらっていた。

その一部始終を見て、リアルに感動したのを今でも覚えている。琵琶湖よりはるかにデカイ海、この馬鹿でかい海から、どうやって魚を探すのか??

そして、バスボートとは比較にならないデカい船を操船して、荒波の日本海をこえていく光景は、まさに漁師的で、そのインパクトは、当時の自分には相当あった。

50歳を超えたら、子供達もある程度の目処がたち、親としての勤めもクリアー。自分の夢で家族に迷惑をかけることも無い。ならばあえて封印していたあの時の想いを解除しても良いだろう。25年前見た、あの時の船長の背中を追いかけたい。

来年はさらにパワーアップして、琵琶湖と日本海を同時にガイドできる唯一無二のガイドサービスを展開していくつもり。

次は、正月明けのどこかのタイミングで日本海アタックできるかな??琵琶湖ガイドがスタートする3月までは、出撃できる日は、全て日本海アタックしますので、興味ある方は是非、遊びに来て下さいね。よろしくお願いします。

自分は時間がかかる?これも小さいけど得るものはデカイ?

12月28日、まさに昨年の今日は何をしていたのか?と言うと年内ラストとなる日本海アタック。結果はヒラマサがフルボッコで、最高の釣り納めになっておりました。詳しくは船長ブログを見て頂戴。

今年一年間、とりあえず琵琶湖と日本海のガイド生活をやってきたが、1年間やることで、まあ〜色んな事が見えてきた。昨年は、ただの希望、まさに全て手探り状態。

しかし今は違う。マジでこの一年は、自分の中で、ダイナマイト的なインパクトがあったと感じている。それぐらい、色んな意味でドキドキしたり、感動したり、必死に考える一年でした。

ちなみに、このショート動画は昨日、SNSでアップしたもので、26年前の、とある雑誌の記事。人生初めて、新車となるハイラックスを購入して、雑誌に掲載して貰った時のもの。

まさに、この時は夫婦でJBTAのトーナメントトレイルを回っており、レンジャーボートを牽引して全国の色んなレイクを回っていた。勿論、お金は無いので、この車での車中泊は当たり前、

しかし、今思い出しても、楽しかったとつくづく思う。

昔、アメリアのツアープロのように、大きな4駆にバスボートを牽引した姿に憧れ、いつか自分もやってみたいと思って、この景色になったから、やはり感動でした。

何かをやるきっかけは全て、「格好ええなあ〜」「いつか自分もやってみたい」から。

人はそれぞれ生まれたきた環境に差があるから、「いつか自分もやってみたい」が全て叶うかはまた別の話。残念ながら、自分の環境は全て自力でやるべき環境なので、時間がかかる。

この雑誌にあるような景色を自らできるようになって26年が経ち、次はまたまた、20年以上前に「これ格好ええな〜」と思った景色を見たいと本気で思い、いつか実現する景色を、日に日に強く思い描いている。
自分はいつも同じやり方。実現したい景色を強烈に思い描き、さらに詳細にまで頭の中で描き続ける、すると、気がつけば、それが現実になる。いつもそう。ただし、思う続け、動き続けるパワーは並レベルでは話にならないけど。

このサーフを購入した時、初めてレンジャーを購入した時、いつも購入に至るまでのプロセスを全て見てきた嫁さん。次は??全てはこの小さな小さなボートから始まる訳です。ボートは小さいが得るものはデカイ。

自分の場合、時間はかかるけど、プロセスを楽しんでいると思えば、それもまた楽しい。そして、それを共有できるパートナーの存在は、どんなスポンサーよりも一番大きいかもしれない。

さあ〜来年はマジの本気でいくよ。

Basserを読むのは、釣りの背景に人間くさいところが表現されているところ

20年以上にもわたって読み続けている雑誌は、いまとなってはBasserのみ。そしてその年月となると流石に凄い量で、今年は決断して、リブレに寄贈。アングラーズルームに置いて、宿泊者が読めるようにしました。

しかし、昨晩、少し空いた時間で掃除をしていると、まだ残りが出てきたので、またリブレに持っていこうと思います。

しかし、この10年以上に限っては、読む記事も殆どアメリカの時期のみ。それ以外は、余程のことがない限り見ないようになった。

自分たちがこのバス釣りの夢中になったのは、先にアメリカがあったから。常に意識して釣りをしていたように思う。国内にバス関連の本が少なかったので、アメリカからバスマスターを購買して、辞書を調べて、読んだ日々。

おかげで高校生の時の英語テストはかなり良く、それは受験でも助かった。

自分においては、このBasserを唯一読むのは、釣りの背景に人間くさいところが表現されているところ。人それぞれ、取り組み方があり、そこには必ずドラマがある。

Basserはそこを興味がそそられるように書いてあり、自分はそこに興味をもったから、今も自然と目を通す。

要は、釣り方もさることながら、そのアングラー自身やそのストーリに興味を持つ感じ。歳いけば行くほど、そうなってくるもの。

昔、バスマスタークラシックを観戦に行き、ESPNの混ざって取材陣の中に入ってカメラを回した時があった。そして眼の前のステージで、ケビンバンダムが優勝、5千マンを獲得した瞬間、シャッターを押し続けたのは、今でも鮮明に覚えている。

まさに感動の一言でした。しかし、このバスマスタークラシックを1ヶ月間密着する事で、超リアルな現実にも触れることができ、ある意味自分の中で、線が引けた感じでした。

この1ヶ月間は本当に有意義だったと今でも思う。輝かしい1%の舞台の裏に99%の地味で過酷な世界がある訳で、これはどこの世界でも同じ。アスリートとしてやっていくなら当たり前の話。

しかし、そんなストーリーに心躍らさせる50過ぎのおじさんです。