サンプル到着、まずは地味かつ重要なコレからチェック!!

雨も止み午後から湖畔テストへ行ってきました。内容はタイミングよく到着したサンプルのテスト。ちなみに、今まさに取り組んでいるサンプルは、本当なら今年の春にリリースしたかったルアー。

しかし、どうもバランスが微妙で、本型に入った時のバランスが読めず、かなりリスキーだったので、見送ったもの。

ジャスターフィッシュもその最たるもの、さらに最近ではブリキンもかなりヒヤヒヤしたモデル。いざ本型で生産に入った時に、微妙にアクションが変わる事が有り、場合によっては修正不可能な場合も有り、そこは非常に恐怖なところ。

もしマテリアルで修正不可能な場合、その金型は無駄になり、そこで既に大きな経費が発生するので、超怖い。そうならないよう、本型までに入るまでに、色んな調整も含めてデザインしていく訳です。

ちなみに、ワームのタイプによっても変わりますが、新しいサンプルが上がってきたら、まずは色んなタイプのフックにセットして、そのアクションの差を見ていきます。

かなり変化する場合も有り、その場合は、どのフックを標準なセットにするか決めて、アクションの違いを見ていきます。

今日はまずはその差をチェックです。このフックなら、このなる!!ならばこのフックならこうなる!!と言う事は、ベストな重心はここで、ここをズラせば、こんなにアクションが変わるのか!!
って感じ。

そして、そこから得られたデーターから、場合によっては、さらにボディーバランスを修正したり、形状を変化させていくなど、いろいろなパターンが有ります。

今年はNEWモデルを見送った分、来年はがっつりNEWモデルをリリースする予定なので、集中して取り組んでいきます。

先週末にオンエアーされた「ルアー合衆国」でも色んなヒントが有るので、まだの方は是非ご覧下さい。