横浜に続いて大阪のFショーが終わった訳ですが、一昔前ならこれでショーは終わり、ここからシーズンINの向けての準備に入ります。しかし、今は来月は名古屋に始まり、九州と続きますが、時期的に一旦ここで終了って感じですね。
と言う事で、Fショーの新製品の情報はもうSNSで溢れ返っているので、やめておきます。ここではその裏側にある、船長目線のあれこれを文字にしてみようと思います。
自分的には、物よりも人に興味深々。と言う事で、今回の大阪Fショーでは、是非、一度直接お会いして話がしてみたい!!とお互い思い続けてきた方とご対面して、大阪の夜を楽しむ事ができました。
これは金曜日の夜で、自分とオーナーばりの吉成課長と神谷さんの3ショット。この場で、ようやくご対面できたのは、対面左の神谷さんでした。
この神谷さんの仕事は、釣り番組の構成作家。この事を知ったのは、自分が以前、BS夢釣行のロケでフロリダに行った時、その時の番組構成で、釣りよりも自分という人間にフューチャして下さり、その後、メッセージを頂いた事で知りました。
BS夢釣行のナレーションを観て貰えれば、その意味が解って下さると思いますが、ここにいつか出てみたいと思える内容です。洗練された言葉や言い回し、まさにこれでお金を稼いできたプロの仕事です
今は動画で、有る意味クオリティーはそれ程求めない時代ですが、昭和生まれの自分としては、この舞台は、撮って欲しいカメラマンと構成して欲しい作家が揃った感じです。
そして、今回初めて、神谷さんと一緒に飲み交わしてわかりました。ズバリ、やっぱり人間臭い!!
今の時代、殆どの事はネットで調べる事ができ、擬似体験できる時代。しかし、本当に自らの体験を元に話をしている方とそうで無い方とは、少し話をすれば解るし、疑似体験話に引き込まれる事は無い。
神谷さんは旭川在住で、北海道のトラウトのスペシャリスト。もう話を聴いているだけで、リアルにその光景が頭に浮かび、ワクワクしてくる。これぞ、リアルな体験話のみ。
そして思いました。「なる程ね〜!!50年以上に渡って、見続けてきた北海道の大自然、そしてそれを通しての、アウトドアーライフの中での釣りという行為
これがベースにあって、あの構成やナレーションが生まれるのか!!と。ただし、ここで忘れてはいけないのは、アウトドアーライフの中での釣りという事。
もし、只管釣りという行為のみの話しか無かったら、自分はここまでその話に引き込まれる事は無かっただろう。ここのバランスは本当に大事ですね。
自分は今年でいよいよ50歳を迎える訳ですが、数年前から、この50歳を一つの区切りとしていて動いてきました。
年々強くなっている時間の有限性、それを嫌でも意識せざる得なくなり、正直、これ以上先送りにしたら人生後悔するのみ。おそらく、この世代は、同じような思いに駆られるが、行動に移している人は多くは無い。
そんな事を思い続けていると、参加する飲み会も、自然とこうやって少人数、または対面のみで話をする機会が多くなっており、話が終わった後、何かが残る、少し奥底にある何かを感じれる時間にしたいと思うようになりました。
まあ〜社会的に、数合わせや体裁の集まりもある程度は必要ですが、その間も時間は過ぎ去っているので、考えものです。
今回の飲み会では、海外も素晴らしいけど、まだまだ国内も観てない景色や釣りたい魚はある。後悔しないように、そろそろ、自分の釣りと再度向き合っていこうと思える、有意義な時間となりました。