ようやく、我が家に本当の春が来たよ~

「本当に大きくなったな~」、そしてやはり目頭が熱くなりました。今日は娘の卒業式に嫁さんと参加しておりました。

3年前の入学式はガイドで行けなったので、高校に来るのは初めて。普段は中々来れませんが、せめて卒業式だけは行きたかったので、オフにしておりました。

流石に高校生の娘となると、思春期で親父とは中々難しい。あるその時々だけで思うと、かなり腹が立つ事も多かったが、こうやって卒業式に参加している姿を見ていると、本当にここまで育ってくれた事に感謝しかない。

昨年の夏、クラブ活動を引退した後、大学受験のラストスパートを見守っていたが、毎日、学校の後に塾に行き、家に帰ってくるのは午後11時過ぎ。それが正月以外、ほぼ毎日。

それを嫁さんと二人で見守るしかない日々が続きました。それ故に、今日の卒業式は本当に感慨深いものとなりました。

「子どもは5歳までに一生分の親孝行をする」という言葉を聞いた事が有りますが、まさにその通りだと自分は思っております。

さらに、思う事は、親が子供の成長を手助けしているのと同じくらい、子供もまた親を、人としての成長を手助けしている事を痛感しております。

自分が今、こうやって人並みの生活を送れて、社会性を持てたのは、まさに家族のお陰、まさに子供もお陰だと思っております。

もし、家族が無ければ、学費もいらないし、もっと生活は楽になったかと言えば、そうは思わない。逆に、居たから自分は頑張れました。その方がはるかに大きい。

昨年の年末、娘が、眠たいのに、必死に勉強する姿を見ていると、俺が先に寝たらあかん、娘が寝るまでは、俺も仕事しようと思ったぐらい、励みになる事も多々ありました。

そんな事を思い出すと、文頭にある「本当に大きくなったな~」の言葉がまず出てきた訳です。

再来週、次は息子の卒業式です。ようやく我が家に、本当の春が来ました。