この冬は漁船のフルメンテナンス。と言っても、自分ができる事は些細な事だけで、プロの職人さんに色々教えてもらう日々。
今回は、元のエンジンを全て取り除き、フルオーバーホールしたエンジンに換装。キャビンを本体から切り離したついでに、気になるパイプ系や、駆動系にも手をいれ、結果的にかなりの大手術になりました。
エンジンがない間に、機関場の塗装。それらの作業は、自分の今までのバス釣りにおいては、一切無かった内容で、塗装ひとつとっても、業者さんや先輩船長に色々聞きながらのトライ。
この塗装でも、色んな塗料があり、やはり良し悪しがあり、全て教えてもらいながら。今回はとりあえずタミング的に機関場ですが、次は重要な船底となります。
素人塗装を終えたらこんな感じ。換装時しかできない作業で、そうそう無いチャンス。トラブルを事前に早く発見する為にも、機関場は常に綺麗にいておきたい。
ちなみに、エンジンが無いと、結構広く思えますが、これにエンジンが入ると、かなり狭く、寝そべる状態で移動する事になります。なので、腹筋と身体体型がかなり問われます(笑)
そして、ついにエンジンが入りました。従来のエンジンよりも、パワーアップしており、船速は早くなりそう。エンジンが入ると、命が吹き込まれた感じで、また別の船が誕生した想いになります。
ある意味、自分にとって次の人生を託すエンジンとなるので、一言では言い表せない気持ちです。
今回、バスボートではなく、初めて自分の漁船として、エンジンの換装を行なった訳ですが、何故、海のシャフト船において、とにもかくにもエンジンを最優先事項として考えるのか??自分なりに理解できたように思います。
現在、予定以上に作業が掛かっておりますが、4月のタイラバには間に合わせる予定ですので、リニューアルオープンしたら、是非遊びに来て下さいね。よろしくお願いします。