無ければ自分で作るもの。琵琶湖がそうだったように。

今日は朝から缶詰状態で書類作成で、パソコンの前で奮闘中。先週は琵琶湖と日本海勤務が続き、起きている殆ど時間を湖上や海上で魚を探し続ける時間。

その分、溜まりに溜まる内勤業務で、特に締め切りが迫っている分は、かなり焦っている状態です。

毎回強く思うが、好きな事(自分なら釣り)で生きていく場合、自分みたいに凡人レベルに毛が生えたレベルでは、釣り以外の事にも、全てに意味を持たせ、無駄なく動く必要がある訳で、

毎日がバタバタになってしまう。

しかし、トップレベルになれば、好きな事、得意な事だけをしていれば、周りがやってくれるので、それでOK。

残念ながら、今の自分の能力では、できるだけあらゆる事を自分でするべきで、ある意味、そのレベルと言うのが現実です。

特にここ数日間は、荒れる日が多く、時に2m近いウネリを超えていく事になり、結構大変で、体力がいる。

琵琶湖と日本海は似てるけど、やはり全然違う。本当に一瞬の油断で、終わる。天気にしても同じ。基本、周りに誰もいないので、自分の判断で決まる。

この真鯛は、昨日の日本海ガイドで釣れた獲物で、しかも初のオフショアーのゲストさんだったので、もう大興奮。船上は祭りになった訳ですが、こうやって心底ゲストさんに楽しんで貰えるのは、仕事としてやりがいがある。

そこに琵琶湖や日本海とかのフィールドの差は無い、要はゲストさんが心底楽しいと思って貰えるかどうか!!それを自分がプレゼンできるかどうか?ですね。

そして、日本海ガイドが終わると、こんな感じで、休憩。琵琶湖なら、すぐに家に帰れるが、小浜勤務が続く時は、小浜での一人暮らしになっている。マジで、この時は、幸せ。

「俺、マジで好きな事で生きている」って実感します。

しかし、琵琶湖と日本海の往復、申し訳ないが、琵琶湖だけでガイドしている時とは比べ物にならないぐらい気力と体力が試されている感じです。

しかし、これがまた不思議なもので、後悔は全くない。自分の中で、おそらく現役最後のラストチャンスで、50歳からの挑戦。正直、成功とか失敗とかは、あまり考えていない。

おそらく50歳という歳がそうさせている。現役の先がもうあまりないので、興味あるのに、やらない後悔は、おそらく最後、病院のベッドの上で、泣くになけないはず。

いつでも琵琶湖で釣りができる環境が夢だったけど、次は、琵琶湖にプラスして、いつでも日本海で釣りができる環境にいつしか憧れた。

そして改めて思います。その環境は、与えられるものではなく、無ければ自分で作るもの。琵琶湖がそうだったように。琵琶湖と日本海、ともに人生をかけるには申し分ないフィールドです。