昨日、数時間だけの湖上勤務で撮った一枚の写真。既にSNSでは即日公開しており、今日はその動画も公開させて頂きました。
元々は滋賀県の雪山で遊ぶ予定だった、知り合いのご家族が、山が雨になったらしく、予定変更で琵琶湖で遊びたいと連絡があり、数時間だけ一緒に湖上に出て次第。
子供達にとって初の琵琶湖で、初のバスボート。最初は少しボートに乗れればOKだと思っていたのが、やはり釣りがやってみたいとの事。
しかし、この時期なので、基本釣れない。特に不慣れな子供達にとって、バスが釣れる可能性はかなり低いのが現実。
しかし、そんな現実も、子供達には関係なし。30分が限界かな??「な〜おっちゃん、何で釣れないの??」「私、釣りたい」と年長組のお姉ちゃんは、グズリだす事に。
この時期やし難しい、琵琶湖は難しいなどの理由は子供達には通用しません。純粋に釣りたい気持ちが爆発。
となると、バスは早々に諦め、ゴイニーに切り替え、さらにキャストがいらない、バーチカルなメタルジグな釣りにシフト。そうする事で、ゴイニーは釣れ、兄弟でワイワイと楽しんでもらえました。
この時の子供達のニーズは、ロッドが曲がり、ラインを通して伝わる生命感を得る事。その先にどんな魚がついていようが、それは問題ではない。とりあえず釣れる事が1番でした。
これは、子供達に限った事ではありません。これから釣りを始める方々にも、同じように言える事。
その先についている魚に色んな価値観を見出し、またその釣れるまでのプロセスにまたまた色んな価値観を見出す。そのような価値観って、本来、押し付けるものではなく、自然に芽生えてくるもの。
今回、子供達の様子を見ていると、琵琶湖における釣りの価値観、またまた琵琶湖におけるバス釣りの価値観を改めて考えてしまう。
この琵琶湖にも、もっと色んな釣りのメニューがあれば?そう思うと、日本で1番大きな湖とはいえ、メニューが少ないとつくづく思う。