この記録的な猛暑の中、６日連続の船長琵琶湖ガイドを終え、そのまま徹夜状態で三重県の伊勢に走りました。目的は人生初のチヌ釣りへの挑戦。
とは言え、かなりのハードスケジュールだったので、今回は、午前中でダウンかな！！とさすがに今回は少し弱気な船長でした。
ちなみに、今回のチヌ釣りは、完全なるプライベートではなく、三重テレビ放送「フィッシングマスター」のテレビ企画。チヌ釣りを初めて挑戦する私が、チヌ界のＫＩＮＧ、兼松さんに教えてもらいながら、チヌを釣り上げていく内容でした。
道具など、釣り場の用意は全て兼松さんと水谷さんが動いて頂くなど、私は完全なるお客さん状態。まあ～普段にはない環境ですね。
もちろん、カメラさんもスタンバイ。「ルアー合衆国」にはない組み合わせで、新鮮で面白い。それよりも、この時ばかりは、番組の進行をそれ程考えず、釣りに専念できるのが一番、楽だったかも！！
結果は、大満足。予想どおり面白い。このチヌ釣り、昔から挑戦したかった釣りの一つでした。それを名人に教えて貰いながら、それをＴＶロケで。本当に良い機会を頂く事ができたと思っています。
この時期にしては良い結果との事。
チヌのかかり釣り。ラインを操るその技術に感動。これはバス釣りで生かせるはず。ここ最近、兼松さんデカイバスをバンバン釣る理由が完全に解りました。
今回、こうやって興味の有った釣りを、最高の環境でさせて頂いた事は本当にありがたい事です。そして思うのは、人の人生は本当に短いという事。自分はバス釣りを３０年近くやってきたが、まだまだゴールは見えない。
これからチヌ釣りを大好きになっても、バス釣りと同じ年月をかける事はもう難しい。自分の親は６０歳前半で亡くなってしまった。
定年になれば釣りでもやろう！！親達もその先を楽しもうと思っていただろう。しかしできなかった。
親が無くなってから、そんな事を常に思い、行動している自分。逆算すれば残り約２０年。思った程、時間は有りません。
釣りの世界とはいえ、まだまだ自分が知らない世界を見た時、今よりもさらに釣りに対してアグレッシブな気持ちになってしまう。
結果、この日のチヌ釣りも半日の気持ちが、朝６時から夕方５時まで。延べ１１時間。
この７日間で釣りをした時間は７０時間。しかし、飽きる事は一切ない。もちろん明日も湖上の人です。
