生産性無し、収入無し、しかし意味ある1日になる??

気がつけば、朝から夕方まで港にいて、今日も1日が終わりました。午前には自然と船長達が集まり、各自の船をアレコレして、それが終わると、手が必要な船のお手伝い。そして、そのまま船長ランチタイムに突入。その後、また各自の船に戻っていく感じ。しかも、何も約束していないのに、毎回こんな感じ。

バスがメインの時は、何ヶ月も先まで、多種多様の仕事で、ビッシリとスケジュールが決まっており、それを無難にこなしていくのが、自分の仕事。

自分的には24時間365日、スケジュールを埋めるのが仕事みたいな感覚があり、今から思うと、常に追われている日々。と言うかそれを望んでおり、それが安心でした。

しかし、それと比べると、例えば今日は、直接的に生産性のある仕事は無し、勿論、収入も無しです。これからの時期、荒れたら常に無職、そこだけ見たら、スーパーマイナスです。
スケジュールをビッシリ詰めてこそ、安心できた昔の自分から今の自分を見たら不安しかない環境となります。

しかし、今いる環境では、例えば今日のような時間の過ごし方の意味を肌で感じるようになってきました。この先、趣味ではなく、仕事としてやるなら、この時間の意味は大きく変わってくるはず。
今は数年前とは明らかに異なる時間の流れ方がしており、自分の中でも、それに慣れていく自分がいて、本当に不思議な感覚です。

ここは本当に表現しにくいところで、理解してもらえないと思うが、自分的にはこの変化が今、本当に面白いと思っているところ。おそらく、人生ラストチャンスとなるので、自分で環境を変え、次にその環境が自分で変えているところ。

結果的には今日の収入は無しですが、船長達と色んな話で笑えたし、日本海の夕日を見て、綺麗やな〜と心底思えたし、きちんと晩飯食べれたし、明日に繋がる今日である事を、自分で納得できた1日になったので、意味のある1日を楽しむ事ができました。

琵琶湖の次は日本海の遊漁船をやってみる、50歳の挑戦日記でした。