月別アーカイブ: 2013年2月

船長のFショーその④ 最終日

$杉戸繁伸船長blog

2月3日(日)、2013大阪フィッシングショー最終日。まずは朝礼からスタートしますが、この朝礼も色々あって、隣のブースは皆で体操していたり、面白い。

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泣いても笑っても、この日が最後なので、スタッフにも気合いを入れて貰います。少し話はそれますが、自分のガイド仲間が言った名言があります。「いつまでも有ると思うな嫁と契約金」。もう、これは素晴らしい名言で、頭から離れません。
このFショーにおいても、実は色んな裏事情が有り、各メーカーにしても、経費削減傾向が強く、ブースに呼んでもらえるのは一部。
自分自身にしても同じ、影響力が無くなれば、もうこの場には立てません。ある意味完全にドライです。
「いつまでも立てると思うなフィッシングショー!!」ですね。これはいつも自分自身に言い聞かせている。だからこそ、毎回、必死にやらないとあきません。

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この日は、大仲君とセミナー。春の琵琶湖について色々お話させて頂きました。

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お互い職場は琵琶湖。さらに釣りでご飯を食べ、家族を養っている。年齢はかなり違えど、彼から刺激を受ける事も多く、良い仲間。まあ~湖上ではライバルですが!!

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今年はオーナーばりとがまかつはお隣で、健ちゃんプロが遊びに来たので、記念撮影。しかし、その手にはGETNETの新製品を持ってパチリ。
彼も、純粋に釣りでご飯を食べている仲間。10年前はお互い、バスボートを牽引して、トーナメントトレイルで全国を回っていた。
今も現役でバリバリやっている40代は、昔、必死にJBを転戦していた顔ぶれ、何も変わりません。おそらくこの先も変わらないでしょうね。
と言っても、このご時世。これから先は、全く読めません。実際、釣りでご飯を食べる事の難しさは、この華やかなFショーから見ては、絶対に想像もつかないでしょうね。
プロの世界はどこも同じですが、まあ~自分的にはそのギャップが面白いです!!

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そして次は反対に自分がお隣のがまかつへ出向き、ジギング界のカリスマ、永井さんと記念撮影。
自分がジギングを始めた時、永井さんのテクを見本にして覚えました。
そこから10年近く、時代は変わり、ソルトの世界も色んなテクが開発されてきましたが、そんな中で、自分が興味を持ったのは、永井さんの釣りに対する姿勢。
基本、日曜日しか釣りができない中で、ひたすらデカイのを追い求めるそのストイックさ。それは10年経とうが変わっていない。
今から思うと自分がパートタイムプロだった頃、その影響を受けたように思う。

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そして、昨年10月からスタートした三重テレビ・「ルアー合衆国」の社長さんとプロデューサーさんと記念撮影。
自分の場合、既存の枠組みに入るのではなく、なぜか無いところから作り上げていく運命にあるようで、この番組も同じ。
ですので、番組の内容を自分で構成していく苦しみも有るが、反面、実に面白く、勉強になっている。
この「ルアー合衆国」も毎回、皆で色々考えながら、トライ&エラーの繰り返しで進化の途中。
近い将来、色んな枠組みを超えた、異色のルアー番組になるだろう。既に色んな企画が上がっているので楽しみにしておいてほしい。
と言う事で、2013年大阪フィッシングショーは無事終了する事ができました
そして、次は3月16~17日に開催される名古屋バスフェスタに向けて準備をスタートさせました。詳しい事はGETNETブログで公開中です。

船長のFショーその③ 一般公開初日

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2月2日(土)、午前9時。ついに一般公開日初日がスタートしました。今回は、DVDカタログをご購入された方に、ジャスタークローラー57、ジャスターシャッド42をどちらかプレゼントする事になっていました。
そして、記念すべき一番は、伊澤さん。記念撮影させて頂きました。

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開始して30分を過ぎると、もう混雑状態。フィッシングショーらしくなってきました。

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近所の方でバスフィッシング大好き親子も遊びに来て頂きました。

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ルアーニュースの撮影。

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三重テレビ放送・ルアー合衆国の撮影。ちなみに、この時の模様はは今月23日(土)にオンエアーされる予定です。かなりハスキーな声になっていたので、聞き苦しいかもしれませんが。

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そして、今回、フィッシングショーデヴューした萩野君。一生懸命説明しておりました。この世界、釣りだけしていて、釣りだけが上手くても、ダメですからね~!!
人に伝えるのは、釣りと同じくらい難しいです。

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そして、少し時間を見つけては、シマノのブースにも行きました。今年は、エクスプライドも色々と追加されております。そんな中で、船長の一押しは、何と言ってもベイトの172MH。
既存の171Hよりもマイルドで軽い。直リグ、ラバージグ、テキサスリグ、巻きラバ、スピナーベイト、チャター等。琵琶湖はもちろん、他のフィールドでも、かなり使いやすい7フィート越えのロッドを目指してデザインしたので、是非店頭で触って貰えればと思います。

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9時にスタートして、昼休憩は15分のみ。後は延々ブースで立ちながら説明。しかし気が付くとあっと言う間に5時。今年は明らかに人が多く、途切れる時間帯が殆ど無かったように思います。
その後は、オーナーばりの懇親会に参加させて頂きました。私が㈱オーナーばりに移籍して、もう7年の歳月が経ち、さすがに社長を含め、各社員さんともお話する機会が多く、変な緊張というのは無くなりました。
しかし、今回この場にGETNETのスタッフとして、久米さんと萩野君も呼ばれた訳ですが、この大勢の場で、挨拶する事になり、その模様を真横で見ていて、昔の自分を思い出しました。
そして悪いですが、二人とも面白かったです。
自分も、今まで色んなメーカーと契約してきましたが、大手の社長の前で挨拶する機会は早々無いのが現実です。凄い良い機会であった事をこれから知るかどうかは、本人次第ですが!!
ちなみに、萩野君は挨拶がある事を昼ぐらいに知らされており、緊張しすぎて、自分が食べているのは、魚かキチンか、解らないぐらいだったようです。
という事で、一般公開日の初日は無事終了です。次は最終日に突入します。

船長のFショーその② 業者日

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1月31日(木)、無事搬入を終える事ができたので、スタッフ達と食事に行くが、そこで少し気が緩み、楽しい時間が流れます。ホテルに帰ったのは午後11時過ぎ。Fショーでの日々にしては早い方です。
いつもなら、そのまま風呂に入って爆睡といきたいところですが、今回は仕事山盛りの状態で、来たので、そうもいきません。
一般公開日にプレゼントする、ジャスターシャッド42の袋詰めを一人で黙々とします。

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夜中2時に寝て、午前6時起床。業者日はスタートが10時なので、朝が少しゆっくりできます。なので、朝の2時間程度はパソコン業務。
今の世の中、このパソコンが繋がる環境が有れば、本当にどこでも仕事ができるので非常に便利ですが、休まる事もできないので、どちらが良いかは微妙ですね。

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そして、午前10時、業者日がスタートです。

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カルティバ&GETNETブースも良い感じになりました。

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この日は、やはり業者日なので、各メディアさんへの説明が多くなります。

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各雑誌への写真撮影が続きます。

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さらに、各釣り具やさんのバイヤーさんや、店長さんと名刺交換。これも非常に重要な仕事です。
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そして、水槽での実演で、きっちり説明させて頂きます。

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自分が対応させて頂いている間も、スタッフの佐藤さんが、延々ワームを動かし続けてくれます。
と言っても、ジャスタークローラを見る、その眼は釣り人の眼で、この春、霞ヶ浦で使う為に、かなりイメージできた事でしょう。

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世の中で溢れているストレートワーム。しかし自分が年間200日以上釣りをする中で、欲しかったストレートワームはあるようで無かったから、自分でデザインした。
ストレートワームに限定して、述べ1年以上の歳月を掛けて、あらゆる方向からチェックしていくと、長さと幅の黄金比率が有るのが解り、さらにそれにマッチするマテリアルを探るのに半年の歳月が掛かってしまった。
その一つの答えが、このジャスタークローラ。この春は本当に楽しみです。

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そして無事、業者日も終了。いつもなら、ここから食事会、さらに2次会へと続くのが恒例ですが、今回は残念ながら不参加。
なんせショーでプレゼントするサンプルが出来上がったのが2日前だったので、これも超ギリギリです。
軽く食事を済ませ、ホテルの一室で佐藤さんと、ジャスタークローラの袋詰め作業。
おそらく、一番盛り上がる業者日の夜に、ホテルの一室でワームを詰めているのは自分だけだと思う。
でも、自分が本当に悩みに悩んでデザインしたワームが無事出来上がり、そして、翌日には皆さんの手に渡せる、この喜びは、もう言葉では表せない程でした。
そして、大した会話もせず、只管ワーム詰め作業を手伝ってくれた佐藤さんが、ボソと言ってくれた。「船長、この先も人間味のあるメーカーで頑張ろうね!!」
確かに、美味しい食事を囲みながら、騒ぐも楽しい。
でも俺は、この日の夜の事は一生忘れない!!
そして、翌日はついに大阪フィッシングショーの一般公開日となります。