1月31日(木)、無事搬入を終える事ができたので、スタッフ達と食事に行くが、そこで少し気が緩み、楽しい時間が流れます。ホテルに帰ったのは午後11時過ぎ。Fショーでの日々にしては早い方です。
いつもなら、そのまま風呂に入って爆睡といきたいところですが、今回は仕事山盛りの状態で、来たので、そうもいきません。
一般公開日にプレゼントする、ジャスターシャッド42の袋詰めを一人で黙々とします。
夜中2時に寝て、午前6時起床。業者日はスタートが10時なので、朝が少しゆっくりできます。なので、朝の2時間程度はパソコン業務。
今の世の中、このパソコンが繋がる環境が有れば、本当にどこでも仕事ができるので非常に便利ですが、休まる事もできないので、どちらが良いかは微妙ですね。
そして、午前10時、業者日がスタートです。
カルティバ&GETNETブースも良い感じになりました。
この日は、やはり業者日なので、各メディアさんへの説明が多くなります。
各雑誌への写真撮影が続きます。
さらに、各釣り具やさんのバイヤーさんや、店長さんと名刺交換。これも非常に重要な仕事です。
そして、水槽での実演で、きっちり説明させて頂きます。
自分が対応させて頂いている間も、スタッフの佐藤さんが、延々ワームを動かし続けてくれます。
と言っても、ジャスタークローラを見る、その眼は釣り人の眼で、この春、霞ヶ浦で使う為に、かなりイメージできた事でしょう。
世の中で溢れているストレートワーム。しかし自分が年間200日以上釣りをする中で、欲しかったストレートワームはあるようで無かったから、自分でデザインした。
ストレートワームに限定して、述べ1年以上の歳月を掛けて、あらゆる方向からチェックしていくと、長さと幅の黄金比率が有るのが解り、さらにそれにマッチするマテリアルを探るのに半年の歳月が掛かってしまった。
その一つの答えが、このジャスタークローラ。この春は本当に楽しみです。
そして無事、業者日も終了。いつもなら、ここから食事会、さらに2次会へと続くのが恒例ですが、今回は残念ながら不参加。
なんせショーでプレゼントするサンプルが出来上がったのが2日前だったので、これも超ギリギリです。
軽く食事を済ませ、ホテルの一室で佐藤さんと、ジャスタークローラの袋詰め作業。
おそらく、一番盛り上がる業者日の夜に、ホテルの一室でワームを詰めているのは自分だけだと思う。
でも、自分が本当に悩みに悩んでデザインしたワームが無事出来上がり、そして、翌日には皆さんの手に渡せる、この喜びは、もう言葉では表せない程でした。
そして、大した会話もせず、只管ワーム詰め作業を手伝ってくれた佐藤さんが、ボソと言ってくれた。「船長、この先も人間味のあるメーカーで頑張ろうね!!」
確かに、美味しい食事を囲みながら、騒ぐも楽しい。
でも俺は、この日の夜の事は一生忘れない!!
そして、翌日はついに大阪フィッシングショーの一般公開日となります。