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今年は出番多いよ、ワイヤーベイト専用ロッド、それぐらい最高【スピナーベイト】

昨日、勤労感謝の日は琵琶湖ガイドの予定でしたが、悪天候の為、ゲストさんと相談の結果、来月に延期。結果的に、風が強く、寒い1日になりました。

今、琵琶湖は超減水傾向にあるので、放水は最低限。その状態で、強い風が何日も吹くと、エリアによっては濁りが発生。そうなると、またまたスピナーベイトの出番が来そうです。

今年の南湖はウィードがかなり残っているので、巻き展開で言うと、濁れば、スピナーベイト。

濁りがなくなれば、スイムジグでサーチするのが効率よさそうです。

自分のスピナーベイトタックルはここ数年、固定されており、これで決まり

ロッド:シマノ・エクスプライド173MHLM
リール:シマノ・アンタレスDC
ライン:サンラインFCスナイパー14lb 16lb
ルアー:シマノ・スウェジー3/4

スピナーベイトに関しては、巻物のカテゴリーですが。フック的に言えば、太いシングルフックで、ジグと同じ。なので、トリプルフックを使用した巻物とはまた異なります。

なので、自分の中では、ディープクランクよりもフッキングがいれやすいロッドで、かつ魚のバイトを逃さず、のせれるロッド。しかも、琵琶湖で使用するとなると、ロングキャストのやり易さ。

それらを考慮すると、自分の中では、グラスではなく、低弾性カーボンが一番しっくり来ており、また7.3フィートのレングスも、ベストマッチとなっております。

また春と秋では変わります。秋は掛け調子の方がよく、自分も昔はMHやHなど、直リグロッドでやっておりました。しかし、今は肘が持たない、また今の低弾性カーボンの性能がすこぶる良いので、これで落ち付きました。

エクスプライド173MH-LMは自分の中で、まさにワイヤー系ルアー専用ロッドとなっております」。

スピナーベイトをする時、まずはルアーが注目されますが、実はロッドはかなり重要。投げにくいスピナーベイトを長時間、ロングキャスト。まずはこのロングが出ないと、ヒットゾーンの確保ができないので、やはり釣れる確率は下がります。

さらに、ウィードやハードボトムに当てて、バイトを誘発する事も多く、その当てた感覚が無いと、バイト率は下がり、かつコッという小さなバイトを合わせにいかなと取れない魚も多く居ます。

それらを感じるのは、ルアーも有りますが。ロッドの役目は大きくなります。巻物と一括りにしてしまうと、ミスが多くなるのがスピナーベイトの釣りですね。

そして、今年の琵琶湖は、ウィードと濁りが適度にあうエリアが多そうなので、ブレードのフラッシング効果とワームの喰わせ力をあわせもつジグスピナーも出番が有りそうです。

自分も次、琵琶湖に出たら、スピナーベイトと併用して巻いてみようと思います。

皆さんも、是非試してみてくださいね。

只今、杉戸船長琵琶湖ガイドサービスでは12月下旬までのご予約を承り中です。リブレに直接電話。( 077-573-5656 ) またはリブレWEB予約フォームからお申し込み下さい。

また過去に利用された方に関しては、メールやDMでも承りますので、ご連絡お待ちしております。

なお杉戸船長日本海ガイドサービスに関しては、ただいまWEB作成中ですので、それが稼働するまでは、直接インスタのDMやフェイスブックのメッセンジャーでお問い合わせ下さい。

なお、基本、琵琶湖ガイド同様、完全チャーター船となるので、2〜3人でガイドに来られるのがベストだと思います。4人の場合、オフショアジギングに少し慣れておられる方が良いと思います。

また天気の状況次第やスケジュールの変更具合で、少人数での乗合プランもやっていく予定です。

この少人数乗合プランでは、3人集まれば、出撃しますが、あくまでも、こちらから提示する日程のみ可能となり、天候次第で募集しますので、常にこのブログをチェックしておいて下さいね。

杉戸船長琵琶湖ガイドサービス&日本海ガイドサービスともによろしくお願いします。

この緊張感の差がたまらなく好き

この写真は昨夜、日本海勤務から帰ってきて、リビングでくつろいでいる時の写真。なんとフウマの友達のハスキーが遊びに来ており、まさにリビングは運動会状態。

まあ〜家に帰ってきたな??って感じ。

自分の環境は今までと比べると、かなり変わっており、週の半分は日本海に居る時も有り、こうやって家に帰ってくると、一気に副交感神経が高くなり、ただボ〜っとしているだけで心地よい。

琵琶湖から帰ってきた時とはまた違う安堵感となり、今まで以上に家が大好きになっております。

この写真は、釣りをしながら撮ったもので、護衛艦。その前日にたまたまトップガンを見ていたので、この空母になりえるサイズ感は、やはりインパクトが有る。

そしてそんな護衛艦もすっぽり入ってしまうのが、やはり海で、そのスケールのデカさには、毎回毎回圧倒されてしまう。

昨日も、釣りをする時間と移動に掛かる時間を考えながらの釣りで、自分の船のサイズでは、風が吹けば、軽く片道1時間半から2時間は掛かってしまう距離のエリアをプランにいれていた。

そして、魚が動けば、また探す事になるが、そのスケールはマジ馬鹿デカイ。それをマップや魚探から、自分で当たりをつけて、探す訳ですが、そのスケールがデカイ分、探し当てた時の達成感は半端ない。

しかし、海はなめたらマジ簡単に死ねる。昨年と違い、慣れてきて、ドンドン遠くに行くようになり、さらに海の怖さを知る。

ボートに何かあり、手を振れば、周りに誰かがいるレベルとは無縁の世界。見渡す限り誰も居ない事も多々、全く無の世界。

だけに家に帰ってきたら、全力で気が抜ける訳。しかし、自分は、海に出ている時と家に居る時の、この緊張感の差がたまらなく好き。

気が付けば、いつしかニックネームで「船長」と呼ばれ、バス業界では自分を意味する名前になってしまった。今から思えば、これも運命か??

自分が船長と呼ばれ始めた頃と、今では、その「船長」の意味が変わってきた。運命なら実に面白いですね。

そして、明日は船長琵琶湖ガイドの予定でしたが、悪天候で延期する事に。と言う事で、今日も明日も、延々パソコンおじさんの予定です。

無ければ自分で作るもの。琵琶湖がそうだったように。

今日は朝から缶詰状態で書類作成で、パソコンの前で奮闘中。先週は琵琶湖と日本海勤務が続き、起きている殆ど時間を湖上や海上で魚を探し続ける時間。

その分、溜まりに溜まる内勤業務で、特に締め切りが迫っている分は、かなり焦っている状態です。

毎回強く思うが、好きな事(自分なら釣り)で生きていく場合、自分みたいに凡人レベルに毛が生えたレベルでは、釣り以外の事にも、全てに意味を持たせ、無駄なく動く必要がある訳で、

毎日がバタバタになってしまう。

しかし、トップレベルになれば、好きな事、得意な事だけをしていれば、周りがやってくれるので、それでOK。

残念ながら、今の自分の能力では、できるだけあらゆる事を自分でするべきで、ある意味、そのレベルと言うのが現実です。

特にここ数日間は、荒れる日が多く、時に2m近いウネリを超えていく事になり、結構大変で、体力がいる。

琵琶湖と日本海は似てるけど、やはり全然違う。本当に一瞬の油断で、終わる。天気にしても同じ。基本、周りに誰もいないので、自分の判断で決まる。

この真鯛は、昨日の日本海ガイドで釣れた獲物で、しかも初のオフショアーのゲストさんだったので、もう大興奮。船上は祭りになった訳ですが、こうやって心底ゲストさんに楽しんで貰えるのは、仕事としてやりがいがある。

そこに琵琶湖や日本海とかのフィールドの差は無い、要はゲストさんが心底楽しいと思って貰えるかどうか!!それを自分がプレゼンできるかどうか?ですね。

そして、日本海ガイドが終わると、こんな感じで、休憩。琵琶湖なら、すぐに家に帰れるが、小浜勤務が続く時は、小浜での一人暮らしになっている。マジで、この時は、幸せ。

「俺、マジで好きな事で生きている」って実感します。

しかし、琵琶湖と日本海の往復、申し訳ないが、琵琶湖だけでガイドしている時とは比べ物にならないぐらい気力と体力が試されている感じです。

しかし、これがまた不思議なもので、後悔は全くない。自分の中で、おそらく現役最後のラストチャンスで、50歳からの挑戦。正直、成功とか失敗とかは、あまり考えていない。

おそらく50歳という歳がそうさせている。現役の先がもうあまりないので、興味あるのに、やらない後悔は、おそらく最後、病院のベッドの上で、泣くになけないはず。

いつでも琵琶湖で釣りができる環境が夢だったけど、次は、琵琶湖にプラスして、いつでも日本海で釣りができる環境にいつしか憧れた。

そして改めて思います。その環境は、与えられるものではなく、無ければ自分で作るもの。琵琶湖がそうだったように。琵琶湖と日本海、ともに人生をかけるには申し分ないフィールドです。