2010年バスマスタークラシックの全日程が終了しました。結果は皆さん既にご存知のとおり、帝王バンダムの優勝、あの激タフな状況で50ポンド以上のウエイトはまさに帝王です。
最終日はバンダムの釣りを横で見ており、4ポンドを釣る瞬間を見る事ができるなど、感動。まさかリップレスがここまではまるとは信じられない感じです。
スタートする10分程前になってやっとタックルをストレージから出しますが、リップレスパターンで勝負するって感じでした。
大森君もプラの状況からすると、大健闘。ラージをいかに釣るか、結構悩んでいるようでした。
スタートが終わると、次は岸から撮影、今回は蓋を開けてみると、スタート地点周辺がベストエリアとなっており、特に数百Mのクリーク、ビーズワックスに大集結。これは撮影部隊には最高です。
見てる間に3本キャッチ、決め手となる4ポンドを釣る瞬間も撮影成功。この時は周りで大声援です。
一通り撮影が終わると、すぐに会場に戻ります。そこでは最終日に残れなかった選手がブースで仕事。リースも頑張ってました。ちなみにまた帰ってから報告する予定ですが、現地の販売で、かなり多くの方々がロッドを購入しております。その中で一番売れていたのがリースのロッド、その売り方は少し面白かったです。
また会場では、写真のようにゲームなど楽しめる要素が盛りだくさん。ちなみにこのウエイン会場の横で開催されているアウトドアーエキスポは来れば一日楽しめますね~!!今回もかなり大判振る舞いのプレゼントはあるし、日本ではまずお目に掛かれない現地のルアーも沢山あります。さらに現地売りもしているので、量販店ブースでは一部激安プライス、ウエインショーと合わせれば、十分楽しめる感じです。
そして今回、私がお手伝いさせて頂いたブースがノーザンアラバマ観光のブース。現地のガイド、州の観光課の責任者と今後について色々お話させて頂きました。今年はコウターズアメリカンドリームカップUSAをレイクウィラーで開催、勝てばレイクビワへのご招待。アラバマ州が正式スポンサーとして契約、話はドンドン大きくなってきております。
またESPNのブースでは選手のタイムリーが一部公開されており、途中経過はある程度ここで見れるようになっております。
ウエイン会場の外はこんな感じになっており、ここでウエインする順番が決まっていきます。
苦しいプラの状況から何とか最終日まで残り、全力で戦った桐山。この3週間、間横でその様子を見ていただけに、、こちらも自然と気持ちが入ります。
アラバマでは超珍しい雪の中での公式プラ、そしてその後に急激に気温が上昇。その変化をどう読んでいくか!!そんな中、選び抜かれたエリート集団の中で最終日まで釣る事の凄さを、今回は数字ではなく肌で感じる事ができたのは大きな収穫だったと思う。
そして、家に帰ると、早速ESPNでクラシックが始まっていたので、みんなで見ることに。テレビで見ると、わずか1時間足らずの物語。しかし、そこには選手一人一人のドラマが有り、さらにそれを応援する家族の涙や悔しさがあった。
今回は、会場で色んな選手の家族とも交流させて頂き、まさにアメリカのファミリーの強さを見れた気がする。嫁さんや子供達が、親父を一生懸命応援するその姿を見た時、なぜか自分も応援し、その選手にファインダーを向けてしまう。その光景は、一生忘れる事はないだろう。
今回、私はロッドを持つよりもはるかに多くの時間、カメラを持っていた。故にまた違った視点からアメリカのバス釣りを見る事ができた気がする。
これで、船長のアメリカ、バスマスタークラシック取材は全て終了しました。3週間に渡る長期の取材の中で、本当に多くの人と出会い、刺激を受け。また友達もできるなど、得るものは多かった。
ただ今、月曜日の午後7時、今からお疲れ様パーティが始まります。