毎年、必ず数回は訪れる池原ダムで、その通いも軽く20年以上続いており、自分の中では、昔も今も聖地である事に変わりはない。内容はTVロケやルアーテストがメインですが、特にGETNETを設立しからは、ルアー開発がかなり多い。
しかし、今年はソルトガイドもスタートしたので、今まで以上にはるかに忙しくなり、なかなか行く事ができなかったが、ようやく6月中旬に午前の半日程度ですが、時間が取れたので、今年初の池原ダムに行くことができました。
いつもどおり、水面直下でテンポよく探っていくと、あっさりデカイのがヒット。バイト丸見えなので、やはりかなりエキサイト。
気が付けば一年ぶりの池原でしたが、反応は上々。
例年、ジャスターフィッシュ3.5のピュンリグでしたが、今回はルアーは同じく、ジャスターフィッシュ3.5ですが、レンジローラー0.3gをセットしたホバスト。
ピュンリグなどのI字系のアクションよりも、はるかにロールがあるホバストに高反応でした。
ちなみに、今回自分の中でホバストロッドとなる、NEWエクスプライド261SULプラスを使用。アキュラシーからロングキャスト、さらに操作性まで、かなり使いやすく、ホバストをストレスなく続けることができました。
このホバストというテクニック、軽量ルアーを正確にキャストでき、かつロールアクションをきちんと出し続ける事ができるかどうか?実はタックルバランスが非常に重要なので、その点でもこのロッドのアドバンテージは大きいと感じました。
その後も、数は入れ食いとなり、50クラスも追加できるなど、手応え十分。半日程度でしたが、池原ダムを満喫できました。
ちなみに、今回の池原ダムでのミッションはTVロケの練習。季節的にもこのまま大きく変わることはない感じだったので、かなり気が楽になりました。
そしてそれから1週間後、三重放送「ルアー合衆国」の撮影。なんと、予想だにしなかった事が起こります。なんと6月下旬にして、梅雨明け宣言。そこから一気に全国灼熱となり、まさに真夏の状態でにロケとなりました。
春の後半から、一気に真夏になったような感じで、魚のポジションが明らかに変わる天気。
自分の中では、水面直下で喰わせるパターンで挑む予定だったので、かなり厳しい状況になりました。
と言っても、自分的にはそのパターンで釣りたかったので、厳しいながらも、水面直下パターンがはまるエリアとタイミングをロケ当日に探して釣る事に専念します。
ロケは毎度ながら単日ロケ。全てをこの1日で終える必要があるので、まさにアジャスト能力が試されます。
しかし、これが難しいけど、楽しい。さらに自分のアングラーとしての能力を伸ばす事ができるので、この緊張感は悪くない。
ソルトも同じく、自分で操船して、エリアとタイミングを見ていく。だからこそ、はまった時は最高に楽しいもの。
勿論、琵琶湖も同じ。自分で探して釣る。
琵琶湖も池原も、日本海も、基本は同じ。与えられた条件の中で、自分でエリアを決めて、釣り方を決める。そして釣る。結果も勿論重要、でもそのプロセスも同じくらい楽しい。
今、自分の環境では、あらゆる境界線がなくなり、心底釣りが楽しいと思える日々を送れるようになっている。
ちなみに、この写真にいる日本カモシカ(天然記念動物)を真横で見ながらの釣り。まさに大自然を感じながら釣りができる池原ダム。これだけでも、非現実的で、釣りが全てではない事を意識できる瞬間でもある。
まあ〜その日を全力で探し釣りが楽しめた事に感謝できる池原ダムロケとなりました。
この模様は7月23日「ルアー合衆国」で放送となりますので、是非ご覧下さい。
琵琶湖も日本海も季節が進み、色んな釣り方がで楽しめるようになってきました。杉戸船長琵琶湖ガイド、また日本海小浜ガイドサービスSEAGET、いずれも受付中ですので、杉戸船長WEBサイトでスケジュール確認の上、問い合わせ&ご予約お待ちしております。
少人数での乗合とイカメタルの半夜便をスタートしました。また今月の週末から、バスタックルで狙える午前アコウ便をスタートさせます。お時間あう方、是非遊びに来て下さいね。皆様のエントリーお待ちしております。