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最新艇・バスキャット・ジャガーを展示

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本日、一通りの仕事を終わらせて、夕方ビーフリークにお邪魔。すると、橋本さんが気をきかせてくれて、まだボートカバーが被ったまま。なので、自らの手で取り外す事に。

何年経っても嬉しいもんですね。

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モデルも全く同じ。残念ながら一度ジャガーを乗ってしまうと、もう無理。特にこれから50歳に近づく自分にとっては、ラフウォーターを如何に快適に超えれるか!!

さらにガイドでの釣りのしやすさ、などを考慮すると、もう選択の余地はありません。もし、30歳、40前半なら、クーガーやプーマーも考えていたでしょうね。

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自分は、バスキャットのリアービューもかなり気に入っている。さらに言えば、このリアー辺りの形状にも、バスキャットの秘密が有り、それは橋本さんも、「ここは確かによ~考えられてますね~!!」とかなり唸っておりました。

早いもので、フルサイズのバスボートに乗り始めて、もう20年以上経ちました。そしてバスキャットはこのジャガーで3艇目。ここまで飽きない船は自分自身初めて。だからこそ、同じモデルを購入。

年々、小さな改良は有るが、大きなモデルチェンジが殆ど無いのもバスキャットの特徴。大きな決意を持って購入したモデルが、数年先にはカタログから消える。それってどうなんでしょうか!!

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昨年、リックとブンブン大津店で買い物をした時、こんな事を言ってました

リック「船長、もうワームを作って何年経つんだ」  船長「もう8年だよ」
リック「そうか順調か!!」  船長「8年前にだしたモデルもまだ今も超一軍だよ」

リック「情熱を注いで作ったんだろ、自信あるんだろ!!」」   船長「もちろんだよ」   リック「俺も同じだよ。だから安心して琵琶湖を走り回ってくれ」

バスボートが仕事道具になっている自分にとって、作り手の情熱や思いを自分で感じれた事は、本当にラッキーだった。

今日は、ただボートカバーを取っただけ。これから少しずつ、最新バスキャット情報をレポートしていくのでお楽しみに。

バスキャット新艇、ジャガー琵琶湖畔に到着。

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先程、無事琵琶湖の畔にあるビーフリークに到着しました。アーカンソからロスへ。そして太平洋を越える長い船旅を経て横浜へ。そして本日、横浜から琵琶湖へやってきました。

そんな途中経過をフェイスブックに載せると、バスキャット代表、リックからも早速コメントが入ってくるなど、このアットホーム感が最高に心地よいです。

自分が実際行って見てきた工場で。またどんな思いで作っているか、想像できるのでなおさら愛着がわきます。

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今回は、バスキャットの総代理店となったビーフリークの橋本さんに協力してもらいながら行ってきました。行き帰りの道中11時間は、もちろんバスキャット・ジャパンのミーティングと化しておりました。

そのミーティングの中で、バスキャットに関して、かなり面白い企画が進んでおります。今後、ビーフリークからの情報発信はかなり面白くなるので、自分でも楽しみです。

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ちなみに、今回は税関手続きを自分でトライ。まあ~毎度の事ながら色々有りましたが、良い勉強になりました。何でも経験しておかないとね。

実戦で使うには、まだ少し時間が掛かりますが、それまでの時間を楽しみたいと思います。

最新艇バスキャット・クーガーを見ながら

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午後の後半は、ビーフリークにお邪魔。店内には、2016年モデルのバスキャットクーガーFTDが展示されておりました。

最新式のバスキャットの現物が展示されているのは、今のところ、このクーガのみ。やはり現物で見るとかなり欲しくなりますね。

カタログでの数字は、WEBサイトで調べてみれば、直ぐに解る時代ですが、現物でないとイメージが湧かない事も沢山あります。さらに、細部を見ていくとそのクオリティーの高さは一目瞭然です。

建物も同じですが、曲線や凸凹の少ない箱ものに比べると、曲線にはそれなりの手間暇が掛かります。また外観からは殆ど解らないファイバーグラスへの拘りは、バスキャットは相当なものでした。

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これは、自分が実際にこの船をデザインしたリックから車の中で聞かされた事ですが、使用したファイバーグラスとレジン(大まかに言えば接着材の役目)の関係を力説してました。会話はこんな感じでした

リック 「船長、船体に不安を感じた事はあるか!!」 船長「 全くないよ、と言うか凄い剛性だね」

リック「キャットは常に一番良いファイバーグラスは何なのか!!と追及している」「そしてそれを、長い付き合いからファイバーグラスを取り扱っているメーカーも知ってくれている」

「だから、常にどんな時でも、その中で一番バスボートに良いファイバーグラスを手に入れる事ができるんだ」「でもそれは簡単ではないんだよ」

「それと、キャットに関しては、一番衝撃を受ける部分には、特別なレジンを使用して、衝撃を和らげたり、それもかなり使え分けているんだ」

「レジンにも色んな種類があって、適材適所で、全て理解して使い分けている」

「船長、それってどういう事か解るか!!」「かなり手間暇が掛かるんだ、そしてコストも」「でもそれって外から見ても解らないだろう」「でも船長が感じたように、船体に不安が無いのは、そんな見えないところから来てるんだよ」

「だから安心してこのレイクビワでガイドを頑張れよ」

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これはほんの一部の会話。こんなかなり細かい話を延々しているリックと接していると、この親父、本当にボートが好きなんやな~とつくづく思ってしまう。

お客さんの前なら、ビジネストークも有るが、このようなマニアックな会話を、空港や琵琶湖周りの移動中の車の中で、延々自分に語ってくれた。

それを聞いていると、単なるビジネストークには思えない。自分も、木彫りから、一からワームを作っているので、やはり自分なりに熱い思いがあるから、やはり語ってしまう。

リックも同じ、バスキャットを経営する立場と同時に、ボートをデザインするクラフトマンとしての熱い思いがあるのだろう。今、自分がバスキャットを好きで乗っているのは、自分で工場まで行き、さらにこうやって社長と直接話せる事ができ、自分の眼でみて聞いた事に、自分なりに確信が持てているから、余計に愛着が持てている。

そんな、バスキャットの最新モデルが、今実物を見る事ができる良い機会なので、是非、ビーフリークを覗いてほしいと思います。行かれる時は一度電話してみて下さいね。