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50歳にしてようやく楽しくなってきた、釣った後の楽しみ

数日前に、健ちゃんから頂いたビワマス。自分の時も同じですが、勿論産地直送、受け渡し直前まで生きていたもの。

さらに誰がどこで、どうやって捕ったものか?まで理解できる獲物。それが余計に嬉しく、さらに美味しくなるもの。絶対的安心。

数年ぶりにビワマスを食べる事になるので、かなり楽しみ。さらに言えば、自分よりも嫁さんとお婆ちゃんが奮起して色々やっておりました。

刺身は鉄板で、それはもう当たり前。

今回のメインは鱒寿司。まさに富山県にある鱒寿司を真似て作ってみる事に。刺身と比べると、流石に作る工程が多く、慣れてないので、かなり時間が掛かりました。

しかし、出来栄えは十分。もうマジで美味い。家族でペロリ、瞬殺で終了です。

ラストは鱒茶漬けで締め。これも上品な味で、いくらでも食べれる味でした。

と言う感じで久しぶりに食べたビワマス。噂どおり絶品です。と言うのも、自分はどちらかと言うと、サーモン好んで食べる感じではありません。

その自分が食べたくなる程で、自分の中では、生系で食べるなら、サーモンより美味しく、食べやすい魚でした。

数年前に食べた時と同じ感想、やはり美味い。琵琶湖の恵に感謝ですね。

昨年から、一気に食卓に魚が並ぶ機会が激増し、今となってはスーパーで魚を購入する事が無くなり、殆ど自分釣った魚を食べるのみ。

これが不思議なもので、今まで自分で釣った魚を食べる事に、あまり興味が無かった自分ですが、ここに来て、一気に興味が出てきて、釣った中で、一番旨そうな魚だけを、持って帰るようになりました。

50歳になって、ようやく、自分で釣った魚を、美味しく頂ける有り難さを実感しているのが、まさに今。

先週、ヒラマサやサワラは食べ飽きたので、そろそろアジフライを食べたいと思っている。ならば、今の自分で思い描けるエリアは水深20mにある、ある背のポイントと、ある漁礁。

この周辺で魚探を掛けて狙いたい。釣り方は、流行りのバチコンで釣ってみたい。

さらに、希望を言えば、ブリのシャブシャブを食べたい。ならば、次のアタックで、まずは沖のあるグリをチェックせんとダメやな。

まずは南東の角を流して、次はそのハズレにあるブレイクに映る魚探の反応を見て判断。そこで、潮のあたり具合を見て、ジグのウエイトを調整して。

そんな感じで、狙う魚が決まれば、少ない経験値ながらも、エリアの風景と、その水中にある魚探の映像を、ある程度思い浮かぶようになったのが、本当に楽しい。

まずはアジフライ、次にブリシャブが食べたい。次の日本海アタックが楽しみ。

まさに感動!!ヒラマサ90cmオーバー、場所探しからランディングまで一人でやりきった

天候的に月に数日しか出れない冬の日本海。まずは出れる日は全て行く覚悟で、天気図と睨めっこが続く日々。

そして、1月21日、前日までは5〜6mの波が有りましたが、この日は波がドンドン落ちていく天気だったので、午後からアタックする事に。

狙いは、ヒラマサと自分のボートで釣った事がないシーバスの2本立てのみ。だけに魚探掛けなど、探す事がメイン。さらにシーバスに置いては自分の経験値が低いので、簡単に撃沈する可能性は大。だけに一人アタック。

前日までの大時化で水温がかなり下がっており、ついに海も一桁代に突入。そのせいか、感度が悪く、なかなかここぞというエリアを導き出せない状況が続きます。

ハマチやサゴシの反応はあるが、この日は全て無視。デカイのが入りそうなスポットを集中して探っていきます。

そして、ついにヒット。最初は、それ程大きいサイズとは思えないファイトで。余裕をかましていると、「あれ、全然浮いてこない?」「何これ?」という感じになり、一気に慎重レベルに突入。

水温が低くなると、ヒラマサもブリっぽいトルクフルなファイトで、一気に走らない感じなので、鰤かな?と思ってました。

しかし、途中から強烈なファイトで、タックル的にほぼ限界レベルに到達。魚探を見ながら、少しずつ根から外し、浮かして持久戦に持ち込みます。


そして、かなりの時間をかけて無事捕獲成功。流石に浮上してきた魚体を見て、大興奮。紛れもないデカイヒラマサ。とりあえず、一人でランディングするしか無いので、必死のパッチ。

捕れた時は、もう感動の嵐で、見渡す限り誰もいない日本海の海上で一人で吠えました。

自己記録更新となる91cmのヒラマサ。この福井県小浜海域では、正真正銘のビックサイズです。福井小浜は京都の丹後沖とは違い、中型サイズまでが多い海域で80cm超えるサイズは本当に難しい。

だけに、遠征ではなく、あくまでのこの小浜沖で何とか仕留めたいと昨年から、ひたすら拘って頑張っていたので、余計に熱いものが込み上げてきます。

ヒットルアーはカルティバ・撃投ジグレベル60g。昨年から自分の中では、一番ヒラマサ捕獲率が高いジグになっております。

大型サイズが少ない小浜海域で、さらにハマチではなく、ヒラマサに的を絞って、できるだけ効率よくデカイのを釣りたい、その方法はあるのか!!

これが昨年からこの海域でボートスタイルを初めた自分のテーマで、今後もさらに追求していきます

まだまだ経験値が低い自分ですが、昨年から一年間、この海域でヒラマサに絞って追ってきた中で、自分の中で見出せたのは、やはりライトジギングの存在です。

多分、潮の影響力と食べている餌を考慮すると、100gまでのジグと細いライン、まさしくライトな存在はかなり大きいと自分は感じております。

それと、まだまだ未開拓なポイントは山盛りあると感じているので、それを探す出すのが、今は楽しくて仕方ないです。バスでも同じですが、「魚を探す」ここのプロセスが本当に自分は大好きで、その舞台が大きくなればなる程燃える。

だから、琵琶湖と日本海という広大なフィールド。アングラーとしては勿論ですが、船長業としても残りの人生を掛けて追求していきたいと思っております。今後を楽しみにしておいて下さいね。

船長使用タックル【日本海ライトジギング】

ロッド:シマノ・GAME typeLG S631R
リール:シマノ・ツインパワー4000
ライン:PE1.2号 リーダー:フロロ20LB
ルアー:カルティバ・撃投ジグ・レベル60g
フック:カルティバ・ジガーライト段差ホールド2/0

ついに見つけたぞ、ヒラマサがボコボコや。最高

12月28日、今年の釣り納めは、急遽出船が可能となった日本海勤務。これを逃すと、次の寒波が来て当分出れないので、後悔がないように出撃です。

スタート時は小雨が降る感じですが、ドンドン波と風が落ちてくるのが、本当に奇跡。冬の日本海、結果よりもまずこうやって海上に出れるだけで、自分は幸せを感じる程。

と言いながらも、日本海ラストアタックなので、何としてもヒラマサを当てたいのが本音。チャンスは大いにあるので。

しかし、意外に食いが悪く、ただ闇雲にシャくるだけでは食いません。反応する感度も、小さく、単発で拾って行く感じ。

釣れれば、ナイスなハマチで、ファイトは面白い。

厚みも有り、食べるには良い感じです。

さらに可能性があるスポットを回っていくと、ヒラマサが単発で入りましたが、かなり難しい。

この時点で午前終了。3時で終了予定なので、残り3時間。ちなみに、同行の藤本さんはこの時点で、ワンバイトのみ。

「船長、もうツバスでもハマチでも、何でもいいから釣りたい!!」との事。

さあ〜困った。おそらくツバス程度なら、釣れるエリアは有るが、それをやると、ヒラマサはおそらく入らない。年内最後のチャンスなので、狙いたい。さあ〜どうする

少し考えて決断

「藤本さん、やはり狙おう。釣りをする時間はラスト2時間しかないけど、再度沖のポイントに戻ってヒラマサやる、チャンスはあるからやり切ろう」

ここから船長モード全集中で、魚を探します。自分にとっても、年内ラスト、今年からスタートした海上勤務なので、意地でも探し出したい。1投で見切る時も多々で、必死のパッチ。

釣りをする時間よりも、殆ど魚探を見る時間になりましたが、ついに発見。

「よし、これなら勝負できる!!」

年内ラストの船長アナウンス「さあ〜これがラストチャンスやで。ボトムから20mまで引いてや」「これは食うぞ」

そして、ここからドスン、ドラグが鳴りまくり。これぞヒラマサ。

まさに読み通りヒラマサ。年末のラストチャンスでこれは嬉し過ぎる。

藤本さんも、ヒットヒットで、自然と顔が笑みが溢れてます。

ついにヒラマサデヴュー。この為に購入したグラップラーもついにヒラマサ入魂です。

もう連発で、ヒラマサフィーバー。楽し過ぎる。午前の無が信じられない。狙った甲斐が有りました。

ヒラマサの走りを味わうと、癖になる。藤本さんも、もう後戻りできないでしょうね。ちなみに、ここで「何でもいいから釣りたい?って言ってたよね。ハマチいくか?と言うと「ヒラマサでしょ」との事でした。

ヒラマサフィーバー止まらず。これは最高のお土産になりますね。

今回もこの釣れた状況は良いデーターになります。

と言う事で、ひたすら連発が続くなか3時で終了。キャストすればヒラマサが釣れる状況で止めるのは、なかなか勇気が入りますが、そこが大人に休日なので潔く終了となりました。

今回はたまたま勝負が良い方向になってくれて良かった。しかし、自分の場合、釣れた事も嬉しいが、自分で探しだしたエリアで、当てれた事が本当に嬉しかった。

今年からついにスタートした海上勤務。海域ははるかに広く、福井がベースになるが、登録上京都府も入れている。

来年からは、いよいよ琵琶湖勤務と日本海勤務、ゲストさんはどちらも選択できるようにする予定なので楽しみにしておいて下さい。

来年は色んな方々と、琵琶湖と日本海における「大人の休日」を楽しんでいきたいと思っております。

今回のヒラマサフィーバーのヒットジグは撃投ジグレベル80gでした。

船長使用タックル【日本海ライトジギング】

ロッド:シマノ・GAME typeLG S631R
リール:シマノ・ツインパワー4000
ライン:シマノ・PITBULL 1.2号
ルアー:カルティバ・撃投ジグ・レベル80g
フック:カルティバ・ジガーライト段差ホールド2/0