投稿者「杉戸繁伸船長」のアーカイブ

自分は時間がかかる?これも小さいけど得るものはデカイ?

12月28日、まさに昨年の今日は何をしていたのか?と言うと年内ラストとなる日本海アタック。結果はヒラマサがフルボッコで、最高の釣り納めになっておりました。詳しくは船長ブログを見て頂戴。

今年一年間、とりあえず琵琶湖と日本海のガイド生活をやってきたが、1年間やることで、まあ〜色んな事が見えてきた。昨年は、ただの希望、まさに全て手探り状態。

しかし今は違う。マジでこの一年は、自分の中で、ダイナマイト的なインパクトがあったと感じている。それぐらい、色んな意味でドキドキしたり、感動したり、必死に考える一年でした。

ちなみに、このショート動画は昨日、SNSでアップしたもので、26年前の、とある雑誌の記事。人生初めて、新車となるハイラックスを購入して、雑誌に掲載して貰った時のもの。

まさに、この時は夫婦でJBTAのトーナメントトレイルを回っており、レンジャーボートを牽引して全国の色んなレイクを回っていた。勿論、お金は無いので、この車での車中泊は当たり前、

しかし、今思い出しても、楽しかったとつくづく思う。

昔、アメリアのツアープロのように、大きな4駆にバスボートを牽引した姿に憧れ、いつか自分もやってみたいと思って、この景色になったから、やはり感動でした。

何かをやるきっかけは全て、「格好ええなあ〜」「いつか自分もやってみたい」から。

人はそれぞれ生まれたきた環境に差があるから、「いつか自分もやってみたい」が全て叶うかはまた別の話。残念ながら、自分の環境は全て自力でやるべき環境なので、時間がかかる。

この雑誌にあるような景色を自らできるようになって26年が経ち、次はまたまた、20年以上前に「これ格好ええな〜」と思った景色を見たいと本気で思い、いつか実現する景色を、日に日に強く思い描いている。
自分はいつも同じやり方。実現したい景色を強烈に思い描き、さらに詳細にまで頭の中で描き続ける、すると、気がつけば、それが現実になる。いつもそう。ただし、思う続け、動き続けるパワーは並レベルでは話にならないけど。

このサーフを購入した時、初めてレンジャーを購入した時、いつも購入に至るまでのプロセスを全て見てきた嫁さん。次は??全てはこの小さな小さなボートから始まる訳です。ボートは小さいが得るものはデカイ。

自分の場合、時間はかかるけど、プロセスを楽しんでいると思えば、それもまた楽しい。そして、それを共有できるパートナーの存在は、どんなスポンサーよりも一番大きいかもしれない。

さあ〜来年はマジの本気でいくよ。

Basserを読むのは、釣りの背景に人間くさいところが表現されているところ

20年以上にもわたって読み続けている雑誌は、いまとなってはBasserのみ。そしてその年月となると流石に凄い量で、今年は決断して、リブレに寄贈。アングラーズルームに置いて、宿泊者が読めるようにしました。

しかし、昨晩、少し空いた時間で掃除をしていると、まだ残りが出てきたので、またリブレに持っていこうと思います。

しかし、この10年以上に限っては、読む記事も殆どアメリカの時期のみ。それ以外は、余程のことがない限り見ないようになった。

自分たちがこのバス釣りの夢中になったのは、先にアメリカがあったから。常に意識して釣りをしていたように思う。国内にバス関連の本が少なかったので、アメリカからバスマスターを購買して、辞書を調べて、読んだ日々。

おかげで高校生の時の英語テストはかなり良く、それは受験でも助かった。

自分においては、このBasserを唯一読むのは、釣りの背景に人間くさいところが表現されているところ。人それぞれ、取り組み方があり、そこには必ずドラマがある。

Basserはそこを興味がそそられるように書いてあり、自分はそこに興味をもったから、今も自然と目を通す。

要は、釣り方もさることながら、そのアングラー自身やそのストーリに興味を持つ感じ。歳いけば行くほど、そうなってくるもの。

昔、バスマスタークラシックを観戦に行き、ESPNの混ざって取材陣の中に入ってカメラを回した時があった。そして眼の前のステージで、ケビンバンダムが優勝、5千マンを獲得した瞬間、シャッターを押し続けたのは、今でも鮮明に覚えている。

まさに感動の一言でした。しかし、このバスマスタークラシックを1ヶ月間密着する事で、超リアルな現実にも触れることができ、ある意味自分の中で、線が引けた感じでした。

この1ヶ月間は本当に有意義だったと今でも思う。輝かしい1%の舞台の裏に99%の地味で過酷な世界がある訳で、これはどこの世界でも同じ。アスリートとしてやっていくなら当たり前の話。

しかし、そんなストーリーに心躍らさせる50過ぎのおじさんです。

 

 

初の電動ジギングはハマチがボコボコで大成功

連日の予約を頂いているも、殆ど出船できない状態。これが冬の日本海です。しかしこうやって自然の力で禁漁となり、誰も手が付けられない故に、守られる事も多いにあるので、受け入れるしかありません。

先日、そしてようやく波が落ちたので、ゲストさんと日本海アタックする事に。ちなみに、ゲストさんは70歳オーバーで、今年からジギングをスタート。前回のタイラバに続き、次は電動ジギングもやってみたいとの事で、新たにタックルを購入。

と言う事で、今回のミッションは電動ジギングで青物を狙う入魂業務となります。

久しぶりの日本海なので、数カ所のエリアを探してみると、あるエリアで、最初は小さな感度でしたが、ドンドン大きくなり、ついにスイッチON。

電動ジギングにもガンガン当たってきます。

ゲストさん、あっさり初青物を電動ジギングでGET。

今のハマチは引きも強いので、ゲストさんも大喜び。飽きない程度に当たってくるので、かなり面白い。

この日はお一人様チャーターなので、自分も釣りをさせて貰うと、「あ〜楽しい」ハマチのダブルヒット。

カルティバ・撃投ジグストライク85gでバンバン釣れます。と言っても、後半、潮が止まると、一気に食い気が落ちるも、自分的にはそこからが面白い。

普通にやっても殆ど釣れません。いかに魚にスイッチを入れるかどうか?魚探の反応を見ながら、やる訳で、ここからは魚を探す&釣るの一番自分が好きなステージ

スポットを調整、ジグのスピードやシルエット、ウエイトを変えてアジャストしていきます。それを魚探を見て反応を見ていく感じです。バスでいうライブスーコプのシューティングみたいですね。

時間が経つにつれて、どんどん波が落ちていき、さらに暖かくなる海上。もうこの雰囲気最高。

シケが続きますが、どこかのタイミングでこんな日が必ず来ます。春までは、そこを狙っていくしかありません。

ちなみに、こんな鯖も結構反応があったので、次はSLJで狙っていきたいですね。

と言う感じで、ゲストさんの初電動ジギング、かつ釣り納めも、大成功で終えることができました。ゲストさんにとっては、とりあえず全て電動で狙えることがわかったこの日。これで辛いや痛いが無くなったので、来年がかなり楽しくなったご様子。

海は本当に老若男女、関係なく遊べます。自分も50歳を過ぎて、ようやく解ったことが多いので、今回の電動リールもうまく取り入れて、70歳まで遊べるように取り組んでいきたいと思いますね。

そして、釣りを終えた夜、自分で釣り上げたハマチと鯖で、飲んでいる写真が送られてきました。これも海釣りの素晴らしいところ。

ようやく自分もこの楽しみがわかってきたところ。なので、次は出れれば、勿論ブリしゃぶと鯖刺身をねらいたいのが本音です。

この週末も、日本海ガイドのご予約を貰っておりましたが、今日から大寒波で、日本海沖は5m以上の大シケとなります。

しかし、来週はもしかしたら、落ちる日も出てくるか。また正月明けもチャンスあるか?春までの日本海ガイドに関しては、年末年始、正月関係なく、出船できる日は全て出船する予定です。

興味ある方は、常に天気予報をチェックしておいて下さいね。日本海ガイドのご予約、ご相談は、メッセンジャーかインスタのDMにてよろしくお願いします。

年末のご予約の方、後は祈るだけですよ(笑)