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琵琶湖を眺めながら最後の別れ。

今日の朝一番に掲載したこの写真は、志賀町の火葬場から琵琶湖を見渡した写真。もうお解りの方も多いと思いますが、今日は家族全員でプーマの火葬に来ておりました。これでやっと報告する気になれた次第です。

この骨壺に入って一緒に大好きな家に帰ってきました。しかし、この志賀町の火葬場は5~6年前に嫁さんのお父さんが亡くなった時に利用させて頂きましたが、まさかペットも同じ場所を利用するとは知りませんでした。

病気になってから、また自分ではもうろくに立てなくなってからも、玄関で、家族が帰ってくるのを待つのが好きで、ここでよく寝ていました。

今から8年前、下の息子が小学校2年生で、学童保育を行くのを止める事になり、一人で留守をする鍵っ子になる事になりました。

そこで、嫁さんと相談して、暗い家に一人で帰ってきた時、せめて誰かが居た方が良い、また親が帰ってくるまで、寂しくないようにと、犬を飼う事になり、家族になったのがプーマでした。

そして、息子にとってはまさに弟的な存在となり、本当に仲良く留守をしてくれ、親にとっても、本当に助かりました。

しかし、不思議なもので、最初は子供達の為でしたが、自分も嫁さんも、どれだけ癒されたか計り知れません。家族全員が一人一人、一日のどこかで自然とプーマとの会話を楽しみ、また帰宅した時、まず玄関で出迎えてくれる、その愛らしさが、家に帰った時の楽しみとなりました。

しかし、昨年の秋頃から少し体調がよくない時が出てきて、今年の春には検査入院。そして、病名と治療の方向性が出ましたが、良くて現状維持。何もしなければ、数か月持つかどうかの残酷なものでした。

そこから、徹底した低脂肪の食事の管理と投薬。毎食、ささ身のボイルやキモを用意。それを、苦手な薬を飲ましながらなので、毎食時間を要します。

さらに日に日に筋肉も低下するので、排せつ物も散歩だけでは無理で、夜もリビングで一緒に寝て、排せつをしたくなると、庭に出してやる感じでした。

さらに、10日ごとに注射に行く通院。運転中に、何かが有れば危険なので、できるだけ自分と嫁さんが一緒に行っておりました。

そんな生活が春から続いていましたが、5日前に容体が急変。そこで、お医者さんから「もう好きなものを食べさせてあげて下さい」というお言葉。

その時、ブログにも書きましたが、頭をなでながら「もうええ~、頑張らなくてもええ~」「もうええ~辛かったな~!!」「プーマ、すまん」

治らないのに、色んな注射を打ち、美味しくもない薬を与え、プーマにとっては過酷な治療を選択した自分のエゴを一瞬攻めました。

こんなに早く最後が来る事が解っていたなら、もっと美味しいものをやれば良かったと、嫁さんは何回も顔を摺り寄せて泣いていました。

そして、本日の夕方、今までと同じく、好きな玄関で家族を出迎えれるように、プーマの棚を作り、とりあえずはそこに骨壺を置けるようにしました。

こうやって自分なりに色々やっている事で、少しずつ家族全員が前向きになってきたのを肌身で感じる貴重な一日でした。

生まれた瞬間から死に向かっている事実、それは皆知っている。しかし、どこかで遠い未来の事としてとらえ、現実味が帯びない、また帯びさせない。

しかし、人間よりはるかに短い生涯を持つペットの死を身近に体験する事で、改めて、死を意識する。特に子供達にとっては、生後4か月の赤ちゃんの時に家に来たプーマが、骨になるまでを体験、彼の生涯を身近に見届けた訳です。

これは本当に凄い事だとつくづく思う。生きてるという事は、当たり前では無い事を感じただろう。まさに生きてるだけで素晴らしい事を。そして、自分達、親も改めて、その事を再確認できました。

それも全てプーマのお陰。どれだけ、その存在が家族皆の会話を育んだことか!!一緒に過ごせて本当に良かったと家族全員が思っている。

簡単ではないが、今日という日を一つの区切りにして、生きている事を実感して明日を迎えていきたいと思います。

釣りがメインの自分のブログで、ペットの死という、しんみりする話を書くべきかどうか、悩みましたが、自分の中でも踏ん切りをつけたかったので、書いてみました。

今回は、釣りとは全く関係ない話となりましたが、最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました。琵琶湖のおっさん、明日からも頑張りますので、今後ともよろしくお願いいたします。

開発と営業、ジャンルは違えど!!

午前は一人で湖畔業務。そして午後からはさらにお二人が加わっての湖畔テストで、5時間にも渡って開発業務を推進しておりました。

開発モードでは、自分の思い描いたルアーを形にする為に必死になればOKなので、自分の中では集中しやすい業務。実際、そこだけ担当するだけで良いなら、気持ち的にはまだ救われる。

本日、手伝ってくれた方は開発、そして営業の一面も関わっている方なので、その辺りの意見も聞けたので、色々参考になりました。開発と営業、分野は違えど、どちらも非常に重要。

 

遊びや副業なら、自己満足で良いが、人生を掛けている商売なので、売れなければ、もう終わり。自分の規模なら、次の次はもう無いから、笑えない。そうやって9年間、ソフトベイトを手掛けてきた。

今日は、一つの方向性は見いだせたので、良かったが、ゴールははっきり見えない。まさに今日の空模様と同じ。

でもルアーってまだまだ可能性が有ると、日々感じる事が多いので、止められません。開発力と営業力、それらを兼ね揃えた釣り師、それが理想。まだまだ遠いけどね。でもいつかは!!

ボトストはタックルが重要。特にロッド。だからエクスプライド265UL+。

先日の琵琶湖ガイドでもうそろそろかな!!と思いつつやってみると、バイト多発で50UPも釣れてしまったボトスト。

中層付近をジグヘッドでスイミングさせるのがミドストで、それのボトムギリギリバージョンがボトスト。この50UPも南湖西岸の3~4m付近で、ウィードのアウトサイドエッジよりはインに入ったラインで釣れました。

ジグヘッドによるボトストですが、例年、3月後半から釣れ始め、6が中旬まで。そして次に再び10月頃から釣れ始める。まさに今ぐらいから。

そして、そのボトストで使用するタックルですが、一番重要なのはロッド。ティップの振れ具合がかなり微妙で、硬すぎてもダメ。またソリッドなど、引きに対して綺麗に追随するティップでもシェイクしにくい。

要は、ロッドティップの揺れでラインスラックを操作して、スイミングさせる。なのでロッドティップが非常に重要です

パワーで言えば、ULから硬くてもLパワーがやりやすい。ここ数年、ボトストの使用頻度が高くなっている中で、やっと今年の春、それに適した、最高のティップを持ったロッドが登場して、そく一軍になりました。

それはNEWエクスプライド265UL+。以前も紹介させて頂きましたが、エキサイトトップという、高感度チューブラーティップで、ベースはアユ竿で採用されている技術。ティップのブレーを持続させ、さらにそこから感度を上げるような設計で、バス用で採用すると、最高のシェイキングロッドになった訳です。

さらに、自分が気に入っているのが、バッドパワーがUPしており、旧モデルの264UL+では多少、不安があったのが、このモデルで全く無くなり、一気に使用頻度が高くなっております。

ラインは、サンラインのFCスナイパーBMSの5~6ポンドを使用。リールは、そのポンド数を巻くので2500番がベストとなります。

ジグヘッドはカルティバのスウィングヘッドを使用。昨日の3~4mなら、基本は1,4gで殆ど攻略できる感じです。

このスウィングヘッドは、重心が上になっており、さらに横アイなので、ロールアクションが容易にできる設計になっているジグヘッド。

なので、フラットボディーを持っているジャスターフィッシュにセットする事で、ロールアクションによるフラッシングが出たり、ヒラ打ちアクションが簡単に出たりと、ボトストではかなり相性が良いセットとなります。

琵琶湖南湖の場合、フラッドウィードのエッジ付近、またボトムのウィードがまばらになってきたエリアを、効率よく探っていくには、かなり重宝しますので、是非、試して欲しいと思います。

ボトストテクニックはこの動画で紹介しておりますが、昨年に撮影したもの。タックル等は一部変更されているので、悪しからず。