投稿者「杉戸繁伸船長」のアーカイブ

近いうちに公表したいと思うので、楽しみにしておいてほしい。

色んな出会いがあり、そこから色んな可能性が生まれる。本当に釣りは楽しいとつくづく思う。

昨日の琵琶湖勤務は結果としてノーフィッシュでしたが、自分的には、またまた琵琶湖が楽しくなる1日となりました。

数年前から、たまに話はするが、一緒に釣りをしたのは昨日が初めての彼。やはり一緒に釣りをすると、スキルやセンスは、それなりに理解できる。

そして、年齢を聞くと、何と上の子供と同じ年齢。となると、彼にとって自分は、お父さんの感覚になる。そんな自分にとって子供となる若いアングラーの思考や釣りは、ある意味今の自分にとって刺激的。

若いアングラーの可能性は計り知れない。

数年前から、常に自分の頭の片隅にあったある企画、と言うかある想い。いよいよ、そんな想いを形にしていこうと思う。

純粋に釣りのみで家族を養い、生計を立てている52歳の船長が、持つある想いとは??

先輩アングラーの見地から、メーカー経営者の見地から、そしてお父さん感覚の見地から。

近いうちに公表したいと思うので、楽しみにしておいてほしい。

家庭との両立は時として、葛藤の火種となったが??

先日、バスボートの上でグズる子供を叱る事なく、やさしく見守るパパさんが居た。そしてその光景を懐かしむ船長が居た。我が家もこんな時があった、早いね〜もう15年以上も前になる。

その時の写真がコレ。この時は、バス業界も上り調子だったが、その分、生存競争も激しく、バスプロとしてのポジションを勝ち取るのに本当に必死だった自分。
名前だけのプロではなく、リアルに稼げるプロアングラーに入れるのは、ほんの僅か。

今から思えば、釣りを楽しむより、そんな競争で生き残る事に力を注がざるをえない状況だったかもしれない。まあ〜それも楽しかったけど。

そんな競争の中で、家庭との両立は時として、葛藤の火種となったが、今となっては、家族が居たからこそ、今の自分がいると言い切れる。

子供が小さい時は、本当に色々あって大変なのが普通。しかし、それらを通して、親としての資格が試され、自己犠牲の愛が育まれる感じかな??
今やから言えるけど、親は子供に人として育ててもらっている感覚です。マジで今やから言える感覚です(笑)

自分に、もし今の家族が居なければ、まともな人生は送れなかったはず。昔は、自分の邪魔をするやつは全員敵という感じで、攻撃の対象(笑)協調性はゼロだったので。

そんな自分が人並みに家族を持てて、人並みの生活が送れているのは、常に心の支えとなった釣りと家族のお陰だと言い切れます。

今、小さな子供を抱えながら頑張っている若い琵琶湖ガイド達も多数居る。またそのガイドに、小遣いためて、遊びに来てくれる、パパさん達も居る。

今はしんどい時もあるけど、育児や家族と共有した時間は、そのまま自分に返ってくるから。育児はある意味、出口の光が見えるトンネルの中、先が見えているから、楽しんだ方が良い。

世の中のパパさん達、頑張れ!!釣りも育児も楽しみましょうね。
以上の内容は、あくまでも自分の独断と偏見の内容ですので、ご了解ください。
本日の船長の戯言でした。

その先にどんな魚がついていようが、それは問題ではない

昨日、数時間だけの湖上勤務で撮った一枚の写真。既にSNSでは即日公開しており、今日はその動画も公開させて頂きました。

元々は滋賀県の雪山で遊ぶ予定だった、知り合いのご家族が、山が雨になったらしく、予定変更で琵琶湖で遊びたいと連絡があり、数時間だけ一緒に湖上に出て次第。

子供達にとって初の琵琶湖で、初のバスボート。最初は少しボートに乗れればOKだと思っていたのが、やはり釣りがやってみたいとの事。

しかし、この時期なので、基本釣れない。特に不慣れな子供達にとって、バスが釣れる可能性はかなり低いのが現実。

しかし、そんな現実も、子供達には関係なし。30分が限界かな??「な〜おっちゃん、何で釣れないの??」「私、釣りたい」と年長組のお姉ちゃんは、グズリだす事に。

この時期やし難しい、琵琶湖は難しいなどの理由は子供達には通用しません。純粋に釣りたい気持ちが爆発。

となると、バスは早々に諦め、ゴイニーに切り替え、さらにキャストがいらない、バーチカルなメタルジグな釣りにシフト。そうする事で、ゴイニーは釣れ、兄弟でワイワイと楽しんでもらえました。

この時の子供達のニーズは、ロッドが曲がり、ラインを通して伝わる生命感を得る事。その先にどんな魚がついていようが、それは問題ではない。とりあえず釣れる事が1番でした。

これは、子供達に限った事ではありません。これから釣りを始める方々にも、同じように言える事。

その先についている魚に色んな価値観を見出し、またその釣れるまでのプロセスにまたまた色んな価値観を見出す。そのような価値観って、本来、押し付けるものではなく、自然に芽生えてくるもの。

今回、子供達の様子を見ていると、琵琶湖における釣りの価値観、またまた琵琶湖におけるバス釣りの価値観を改めて考えてしまう。

この琵琶湖にも、もっと色んな釣りのメニューがあれば?そう思うと、日本で1番大きな湖とはいえ、メニューが少ないとつくづく思う。