今日は、朝からルアー作りに時間を掛けておりました。湖上は意外に風が強くなっており、北湖は白波状態。これも台風の影響でしょうね。
サンプルを少しいじっては泳がす、微調整の連続、削り過ぎると、もう戻せないので、0,5mm程度削りながら、チェック。少し気が緩むと、手元が狂うので、かなり神経を使う作業。なんで結構疲れます
そんな、湖畔作業ですが、サンプルのスイムチェックで水中を覗いても、今までとは違うのが直ぐに解る程、秋めいてきた。
水温が下がったせいか、魚達も少し元気。ベイトを追ってシャローにドンドン魚が入ってきている感じ。
そんな秋めいた湖畔で、早い動きによるボディーのネジレ具合をみようと、表層をトウィッチすると、何と突然水面が炸裂。あっさり50UPをGET。
これはこのサンプルとの縁を感じる。と言うのも、撮影用に、超極上のサンプルを用意する必要があり、それができたので、スイムチェックしたとたん水面炸裂、かなりテンション上がりました。
でも、これでサンプルが飛んでしまうと、かなりブルーになるので、もっと作らないとね。
ちなみに、この写真はジャスターフィッシュの原型の木型。これを来る日も来る日も削って、頭の中のイメージを形にしていきました。
そして、シリコンの型を作って、手で流してサンプルを作ります。こうやって、かなりの工程を経て、今から8年前に出来上がったのが、ジャスターフィッシュ。
当時、圧倒的に高比重の全盛時代に、あえて低比重マテリアルを採用し、高比重との使い分けを提唱しました。また、このデザインは低比重の特徴を最大限に活かすデザインでもありました。
しかし、当時は簡単には受け入れられず、悔しい思いをした事を、今も忘れておりません。性格悪いので、絶対にわすれません(笑)
しかし、理解して頂けるお店さんとアングラーさんもおられる訳で、お陰様で、こうやって色んな方々に使って貰えるようになりました。
今日やっているサンプルも、10年後、同じように皆さんに使って貰えるルアーになるように、最後の最後まで、作り込んでいきたいと思っている。
ちなみに、今回のサンプルは、今までと異なるマテリアルを採用するので、その癖や、耐久性も兼ねてかなり慎重にチェックしているところです。
おそらく、秋はあっと言う間に終わるので、気を抜かずやります。まあ~期待しておいて!!