本日、日本初のキャラコルをドライブさせて頂きました。このボートの特徴は、何と言ってもバスキャット最大の幅となるBeam96を持つモデル。
バスキャット最大のモデルとなるジャガーの94+をはるかに上回るので、興味が湧くのも当然です。
と言っても、ビームが広くなれば、居住性はUPするものの、走行性能はやはりダウンするのが今までのバスボート。まあ~ある意味仕方ないのも理解できます。
その辺りを、バスキャット社はどうしたのか!!実は、昨年、リックが来日した時、キャラコルについて聞いたみた。船長「リック、この船はビームは広いが、長さがそれ程長くない。ラフでも大丈夫なのか!!」
リック「船長、ボートは全てバランスなんだよ!!ラフには強い船だよ!!俺がテストしたから、大丈夫だ。200馬力で、最高のポテンシャルを発揮するように作った、是非ドライブしてくれ」
そんなリックの言葉が本日、少しだが解った気がする。今日はご覧のように北湖は少し波だっている状況。
そんな中、少しだけドライブさせて貰いましたが、状態は一人乗りでガソリンは半分以下だったと思います。立ち上がりは早く、その後、ドンドン加速していきます。
そして、225馬力なので、この程度の波ならフルで走れるかと思いきや、アクセルを全開するのに躊躇してしまいました。
さらに、5000回転前後で、大きな船の引き波に数回突っ込みかなり飛びましたが、衝撃はかなりましで、まさにジャガーのジュニア版、コジャガーって感じです。
ハルの形状が、クーガーやプーマと異なり、どちらかと言うとジャガーに似ております。ワイドデッキを搭載し、その中で走行性能を維持する為に、船の厚みを増している感じです。
ここで、リックが言った言葉とリンクしました。200馬力を背負ったワイドビームのバスボートで、ここまでのポテンシャルを発揮できるボートは早々無いかもしれません。
長さが少し短い分、ハンドリングに対してのレスポンスは非常に高く、その辺りはクーガーやプーマー譲り、さらにバウがすぐにリフトできるので、波を切っていても楽しかったです
この走りが96インチのワイドビームを搭載しても可能にした辺りは、やはりバスキャットですね。しかし、これはまだ完全なセッティングではありません。
ペラやエンジンハイト、パワーポール等をさらに調整していけば、もっと面白いボートになる感じです。それは今日、ビーフリークの橋本部長と走りながら色々話しました。
釣りをする上ではワイドデッキはやはり欲しい。車でも同じですが、快適空間は、少しの長さより、広さで生まれます。特に琵琶湖においては、数人で釣りをする機会が多くなるので、特にワイドデッキが重宝します。自分がジャガーを乗り継ぐのも、ワイドデッキが重要なポイントです
超シャローもガンガン突っ込んでいきたい。いつも2~3人で釣りをしたい。南湖はもちろん、北湖も行きたい。折角のバスボート、必要なら100キロ以上を出せるボートが欲しい。
200馬力前後で少し予算を抑えたい。釣りと走りを両立したい。そして最後に一番重要な事ですが、耐久性が非常に高いボートが欲しい、「長く乗り続けたい」と思うなら、このバスキャット・キャラコルは良いかもしれませんね。
自分も今日はドライブのみで、実際釣りをしていないので、さらに詳しい事は言えません。また実際に釣りをする機会が有れば、その辺りもレポートしてみたいと思います。
そして、来月初旬、バスキャット試乗会を琵琶湖で開催する予定で、ただ今調整中です。場所はリブレでさせて頂く予定になっております。
また、その試乗会には、元BASSエリートプロのケビンショートも来日、桐山プロとバスキャット契約プロが2名スタンバイ。もちろん私も参加するので、バスキャットに興味ある方は、是非試乗に来て下さいね。
スタンバイするキャットは、キャラコル、プーマ、ジャガーの3艇です。日時は数日中に決定するので、またこの場で周知させて頂きます。お楽しみに。