さて、午後からは再び木彫り業務に取り掛かりたいと思い、まずはテンションを高めているところ。
今日は少し雨がパラツキ暖かい。いかにも釣れそうなので、かなり悩んだが、我慢した。
開発デスクには、ジャスターホッグとフィッシュの木彫りの原型方が置いて有り、何気に見る事が多い。
GETNETの全てはこの木彫りからスタートしたのだから、実に面白い。それも数十年前の話ではなく、たかが4年前の話。
デジタルの先端を行くパソコンの上に超アナログな木彫り達を置く。これらがMIXした時に、そのポテンシャルは最大限に発揮されるのかもしれない。
いくらハイテク化が進んでも、使うのは人間で、自分達が相手するのは魚。デジタル化が進めば進む程、感性は鈍ってくるかもしれない。
さあ~掘ります。
日別アーカイブ: 2012年11月5日
エクスプライド171H
一番ほしい時に無くて、出番が少なくなってきそうな時に、やっと届いたロッド。エクスプライド171H。
ヘビーパワーとなっているか、レギュラーテーパーで非常にマイルドな調子になっているので、直リグ一つとっても、7gから21gまで、このロッドで通す事ができる。
昔と違い、毎日釣りをするとなると、素直で汎用性が高いロッドが良くなる。特に、オカッパリなど、複数のロッドを持てないスタイルでは、その辺りが重要になってくる。
今年の夏は、同じモデルでも、自分が使用していたのはエクスプライド171H-2で、今回届いたモデルの2ピースバージョン。
バス釣りだけをやっていると1ピースが普通となり、2ピースとなると、少しレベルダウンのイメージが有り、また強度が心配になってくる。
しかし、ソルトに目を向けると、2~3ピースは当たり前。さらにバスよりはるかに魚はデカイ。
実際2ピースの方がバットパワーは有り、使っていくと、今までの感覚が食わず嫌いのように思える。
この夏もロクマルを始め、50UPはかなり数は抜いたが、何も問題はなく、毎年9月になると起こる、肘の痛みが無かったのは、自分的にかなり嬉しい事だった。
昔みたいに硬いロッドで一週間釣り続けたら、次の一週間は痛みとの戦いになるかもしれない。
しかし、日々思う。この性能でこの価格の持つ意味ははるかに大きい。これから当分の間、この国に経済成長は見込めず、我慢の10~20年となるだろう。
そんな中でも、釣りの楽しさを知れば、やめる事はできず、釣り人は、自分の食べる物を削ってまで釣りをしようとするだろう。まさにそれが釣り人だから。
世の中の流れの中で、釣りを考えていくと、このロッドはやはり意味を持っていると思う。