野池の行方は

$杉戸繁伸船長blog

今日は日の出から日の入りまで丸一日きっちりと野池でオカッパリをしておりました。数年前からの体験で、野池の時合いのタイミングが変わるのが今頃からと認識しておりますが、今日もそれが顕著に出た感じです。
琵琶湖同様理屈抜きで、各野池ごとに癖が有り、それは行かないと解らない事が多く、それが解り始めると、格段に面白くなってきた今日この頃。
そんな各野池の癖を理解しつつも、実釣テストも兼ねる訳で、経験値は毎回UPしております。

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今日は、少しサイズがUPしつつも、数が釣れ、前回行った時よりはるかに釣れるようになっている。それは魚のポジションが定まってきたので、狙いやすくなっただけの事。
来月ももちろん時間が有る限り、琵琶湖を始め野池やリザーバーに行こうと思っているが、それまでに次にサンプルを仕上げるのが重要。
サンプルを作るだけなら、それ程難しい事は無い。しかし魚の反応を確かめるには、簡単では無い。特にこの時期は。それ故、圧倒的な反応が得られた時は、色んな扉を開く事ができるので、やはり行くしか無いだろう。
ちなみに今日は、その扉が少し開いたかもしれない。今から来春が楽しみになっている。

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そんな野池釣行で、今日は上の写真を撮ってみた。ドラム缶の中のゴミを集めにきた、地元の青年。
彼はバス釣りが大好きだから、この野池が釣り禁止にならないように、自分でゴミ箱を設置し、定期的に清掃に来ているとの事。
そんな彼が言ったのは「この先もこの野池でバス釣りをしたいから」。
目に入るゴミを全て拾う事は、恥ずかしながら私も出来ていない。しかし、最低限、自分が捨てないようにする事はできるはず。さらに車を置くスペースにも気を使い、地元の人が居れば、まず自分から挨拶するようにはできると思う。
アメリカのようにライセンス制度が無いこの国のバス釣りはどうなるのか!!先は全く見えないのが現実です。
そして帰りの運転中、テレビを聞いていると、ある言葉が妙に今も頭に残っている。大阪ダブル選挙の結果についてのコメントだったが、「民主主義故に独裁は起こりえる」
確かに、ナチスも同じだった。一応、民主主義となっているこの国の投票率を見ると、本当に民主主義なのかと疑問に思う事は多々ある。とても大事な事が他人任せになってしまった。
しかしその投票率の低さのツケは、確実に将来負う事は決まっている。社会保障が極端に低い国になり、貧富の差は今までと比較に成らないぐらい開くだろう。
野池のゴミ箱から投票率まで、話は飛んでいるが、すんません。要はいつまでも他人任せにしたら、最後は確実に自分の首を絞めるって感じた訳です。