ついにバスマスタークラシック公式プラクティス３日間がスタートした訳ですが、前日にもお伝えしたとおり、強烈な寒気団が来ており、こちらアメリカ南部アラバマにも雪の予報が出ました。
そして新しい船を引っ張って、スロープから降ろします。船長はもちろん釣りはＮＧなので、今日は一日カメラマンとして事前申請をして乗り込みました。

しかし、途中から嫌な予報が的中。吹雪となり、一面真っ白。もう寒くて手が動きません。こんな時に限ってカメラマン。じ～と動かず座っているだけなので、体温が下がっていくばかり。アラバマで雪が降るのは年に１～２日程度という事なので、まさにそんな日にカメラマンとは運が悪いかも！！

桐山もレイレイクはそれ程経験が無いらしく、そんな中でのエリアの絞込みは毎度の事ながら勉強になります。自分ならどのエリアを選ぶか、まずは魚の居るエリアにたどり着く事が優先ですからね～！！
しかし、数日前のレイクジョーダン、今回のレイレイク。残念ながら今の自分の経験値では浮けないエリアでした。知らない世界が多すぎる。まだまだ先は長いと再認識しました。

この日からＮＥＷボートでの２０１０年のツアーがスタートした訳ですが、ストレージの中に子供達が書いた絵が置いてありました。クラシックに出る度に、桐山が優勝するようにうちのチビさん達が書いたもので、毎年新しい船が来たら、一年間乗せているとの事でした。
今回も一日同船して痛感しました。ツアーはまさに孤独の戦いです。一旦湖に出たら、日の出から日の入りまで延々釣りをする訳で、その間は人間と会う事も話す事も殆どありません。今日も湖上でアイクを見かけましたが、やはり一人で頑張ってました。
まさに１％の華やかさの裏には９９％の地味な孤独があります。まずこの９９％の孤独に耐えられない人は完全に無理でしょうね～！！