ファイナルディメンション・アンリミテッド2611ML Vol 2

$杉戸繁伸船長blog

前回少しだけ触れたFD・アンリミテッド2611MLについてですが、おそらく昨年一番よく魚を掛けたロッドで、跳ねジグヘッド、跳ねラバフィネスなどのメソッドがかなり効きました。
特に昨年の琵琶湖ではフラットフィードでの跳ねラバメソッドが爆発力に掛けていたところ、その代わりに、上記の2つのメソッドにすこぶる反応が良かった感じですね~。
跳ねジグヘッドなら3,5gまで、跳ねラバフィネスなら5gまでを使用するので、どうしてもスピニングでやった方がやりやすい。さらに飛距離、ウィード対策、ジグを跳ねさすパワーを考慮すると、ブレイドラインの登場となる訳です。

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ブレイドライン使用となると、やはり従来のロッドでは何かとストレスが多くなります。何せ、軽くて、全く伸びない訳ですからね~!!
そしてその時発表された新しい「K」ガイドはまさにブレイドライン向きでしたが、ただ、フロロを使用した時のキャストフィーリングもかなりテストして、そのまま搭載することなく、微妙なセッティングをしました。
さらにリアクション系メソッドに特化する事なく、シェイクなどのほぐし系メソッドも可能とする為に
レングスは6フィート11インチ。跳ねた時のストレスをロッド全体で受けれるようなテーパーデザイン、さらにロッド全体のNEW設計かつCI4でできたリールシート搭載によりパワーを損なう事なく軽量化を達成しました。
ですから、まず持った時にロッドの中身が詰まっている剛性を感じつつ、その軽さを体感できると思います。さらに一日跳ねても疲れにくいデザイン。これ、少し柔らかいかな!!と思い、跳ねてみたら、十分なパワーを感じる事でしょう。実はここが疲れにくいところなんです。
まあここがシマノのスパイラルX構造のなせる技です。

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そして、このロッドの凄いところは、巻物系もこなせてしまう。特に野池の岸釣りとなると、持って歩けて3本がMAX。またヒシ藻系が多い池では、ロッドにパワーがいります。
私も、まずこのロッドでジグヘッドやライトラバージグをやって、それで駄目なら、メタルバイブを巻いてました。それがこの写真です。
スピニングでのPEとなると、その飛距離は半端ではありません。誰も届かない沖のスポットを釣る事ができ、向い風でもOKですから非常に便利でした。
ライトタックルでのPE使用。まだの方がおられましたら、是非試して貰いたいと思います。
ファイナルディメンション・アンリミテッド2611ML、超パワーフィネス、かつ巻物ロッド、かなりの武器になるでしょう。

3月からガイドをスタートしますが、その中でももちろん投入していくので、是非試して貰えればと思っております。ただ今4月半ばまでのご予約受付中ですので、こちらの方もよろしくお願いします。
問い合わせはリブレまで。