エクスプライド171H

$杉戸繁伸船長blog

一番ほしい時に無くて、出番が少なくなってきそうな時に、やっと届いたロッド。エクスプライド171H。
ヘビーパワーとなっているか、レギュラーテーパーで非常にマイルドな調子になっているので、直リグ一つとっても、7gから21gまで、このロッドで通す事ができる。
昔と違い、毎日釣りをするとなると、素直で汎用性が高いロッドが良くなる。特に、オカッパリなど、複数のロッドを持てないスタイルでは、その辺りが重要になってくる。

$杉戸繁伸船長blog

今年の夏は、同じモデルでも、自分が使用していたのはエクスプライド171H-2で、今回届いたモデルの2ピースバージョン。
バス釣りだけをやっていると1ピースが普通となり、2ピースとなると、少しレベルダウンのイメージが有り、また強度が心配になってくる。
しかし、ソルトに目を向けると、2~3ピースは当たり前。さらにバスよりはるかに魚はデカイ。
実際2ピースの方がバットパワーは有り、使っていくと、今までの感覚が食わず嫌いのように思える。
この夏もロクマルを始め、50UPはかなり数は抜いたが、何も問題はなく、毎年9月になると起こる、肘の痛みが無かったのは、自分的にかなり嬉しい事だった。
昔みたいに硬いロッドで一週間釣り続けたら、次の一週間は痛みとの戦いになるかもしれない。
しかし、日々思う。この性能でこの価格の持つ意味ははるかに大きい。これから当分の間、この国に経済成長は見込めず、我慢の10~20年となるだろう。
そんな中でも、釣りの楽しさを知れば、やめる事はできず、釣り人は、自分の食べる物を削ってまで釣りをしようとするだろう。まさにそれが釣り人だから。
世の中の流れの中で、釣りを考えていくと、このロッドはやはり意味を持っていると思う。