昨日は、久しぶりに家族全員で海水浴に行く事ができました。自分の中での夏の海水浴は、行く場所は決まっており、もう３０年近く同じ。同じ時期に同じ場所で、同じ事をする訳ですが、この３年は色んな行事が重なり行く事が出来なかった。
しかし今年行って改めて思う、何も変わらないこの景色は最高でした。小学校の頃、祖父母に連れられて初めて行ったこの海、そして見た景色は全く同じ。何も変わらない。
変ったのは自分。電車で行っていたのが、車に代わり、そして一緒に行くのは、家族から友人へ、そして彼女へと変っていった。

そして今は、この景色の中に居るのは自分の家族。自分が親や祖父母からして貰った事を、今は自分が子供達にしているだけ。今の自分の環境は、ある意味、色んな刺激を求めて、挑戦しているが、何の保証もない。
特に仕事においては常に変化を感じていないと、終わってしまうのが今の時代。
そんな中で、３０年間変わらない景色の中に身を置くと、少し立ち止まっても良い感覚になってしまった。不思議な感覚です。
始めは、家族を喜ばす為に海に行くと思っていたが、それは違うみたい。自分の為かもしれません。
何も変わらない景色の中で、さらに海パンのみで居れるからこそ、改めて昔の自分と比較できたのかも！！
海外でも無ければ、特別なプライベートビーチでもない、ただの海水浴場。しかし、帰る実家も無ければ、故郷も無い自分にとってはこの変わらない景色は貴重な存在。
来年も、また家族でこの景色の中に居れるように、頑張ろうと思いました。
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