既に御存知の方は多いと思いますが、バスマスタークラシックはまたまたバンダムが勝ちました。1日目の成績から予想はしてたので、驚きはありません。
昨年は自分もESPNの混ざって現地で取材しており、桟橋ではバンダムの横にいたので、雰囲気は少し解ったような気がしております。
これは自分の独断と偏見ですが、予選から決勝まで、他のアングラーのような気合いやオーラーは出てません。有る意味、超冷静なんです。しかし、裏では、凄く縁起を担ぐ人らしく、泊るホテルや食事、などに指定があるみたい。
その点、バンダムの横にいたリースはオーラーを出しまくり、また他のアングラーは顔が引きつっております。全く余裕がありませんでした。まあ~これが普通ですね。
昨年、運よく、桐山プロに同行する形で一か月間、良くも悪くも、BASSの最高舞台の裏側を見てきましたが、果たして夢があるかどうかは微妙です。
まさにKVDの活躍を見れば有る意味一目瞭然なんです。アメリカでも日本でも、釣りのみで生きていけるパイは非常に限られており、この先も変わらないでしょう。
とは言っても、私もアメリカのバスプロに憧れて、この世界に入った人間なので、何らかの形で関わりたく、超もがいておりますが、昨年のアメリカの旅で、夢の夢より、リアルな夢をみるきっかけになったかもしれません。
もし、アメリカでも日本でも釣りで飯を食おうと思うと、その為に犠牲にする大きさを考える必要がある訳で、最後に帰る所がある人は、夢を見れば良いし、私みたいに無いならば、現実は無視できません。
しかし、人生一回きりなので、家族の生活は何があろうと守りぬく意思は持ちながらも、夢を持ち続けたい。それがあるから、この超ダイナマイト級の不安定な生活の中でも何とか、生きてる感じですね。