最後のメッセージ

先週からかなり仕事が詰まって来て、とりあえず目の前の事を仕上げる事に全力で取り組んでいるが、そこに来て、今、身内に不幸が有り、周りはバタバタしている。
しかし不思議なもので、数年前、突然母親の死に直面し、喪主をこなし、お墓を建て、法事をしたりと普段全く無縁な宗教のあれこれを学んだ。
あの時は、右往左往したが、経験とは凄いもの。今回は裏方として、色々お世話しているが、段取りが解っているから、慌てる事は何もない。
そして今後、決める事、役所らの手続きも回り方も決まっている。始め、大事な人が亡くなった時に、何でこんな行事に振り回されるのか、理解できなかったが、でもそうやって多くの人と関るからこそ、
現実の世界に留まれた気がする。もし、数日間、誰とも関わる事無く、亡くなった人と二人きりと考えると、怖いものだ。
葬儀は、亡くなった親から子供への最後のメッセージ。ここでその子供は、人間的に大きくなるだろう。子供が生まれた時、親が亡くなった時、この2つの経験は明らかに人を変えると思う。