新しい家族

$杉戸繁伸船長blog

今年の春、アメリカから帰って来て、久々に家族で買い物をしていると、ペットフェスティバルが開催されており、勢いで犬を飼う事に。
11月19日生まれなので、先週が1歳の誕生日。今では大事な家族になっている。
今までも、子供達は犬がほしかったが、私も嫁さんも飼うまで踏み切れなかった。日々の世話や家を空けられない不便さから避けていたのだ。
しかし、これってよ~く考えたら、自分自身の都合ばかり。自分が小学校の時、犬を飼いたいと親に言った時、やはり反対された。でも最後には飼ってくれた。嫁さんも同じ、捨て犬を拾い、親の反対を押し切り飼い、結果世話をしたのは親。
自分達もそれが解っているから、やはり避けたい。でもペットを飼う事の良いところも沢山知っている。
小学校の時に買った犬は、フィラリアに掛り、倒れた。そしてその犬を抱えて、病院まで必死に走り、着いた時には、自分の胸の中で息を引き取った。自分のシャツは、血と尿で凄かった。
その時、命は無限でない事を身近に知り、妹と泣いた事を今でも覚えている。もっと遊んでやれば良かった。もっと散歩してやれば良かったと。

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今、子供達は、自分の弟が出来たように遊んでおり、今のところ、頑張って世話をしているが、
お世話をさぼり気味になると、「犬には家族と一日1回の散歩しかない。その家族が遊ばなくなったら、誰と遊べはいいの!!学校も、ゲームも、旅行も行けない、可哀そうと思わない!!」と言うと、
納得してお世話をしている。
私も何気に話掛けてしまう時が有る。「おまえが死ぬ時、おそらく、娘は嫁に行っており、弟は大学生。もう家には居ないかもしれない」
「おまえの介護は責任持って俺がしてやるから。それまでは楽しく生きようぜ」と。