テキサス州からのゲストさんには過酷な琵琶湖でした

結果的に昨日のガイドはゲストさんの要望も有り、午前中の数時間で終了となりました。ゲストさんはアメリカ・テキサスからお越しのアダムさん。初の日本で初の琵琶湖だっただけに、こちらも残念ですが、やはり天気には逆らえません。

アダムさん、地元のテキサスではFLWに出ていたらしく、バス釣りが大好き。なので、今回家族で日本を旅行する間に、何とか一日でも時間を作って琵琶湖でバス釣りがしてみたいとの事でした。

しかし、朝からこの荒れ模様。雄琴沖に居たボートは自分も含めて4艇のみ。自分的には荒れてはいるものの、このボートの少なさの方がテンション上がったのも正直なところ。

アダムさんにも状況を説明して、メタバイをシャクって貰います。しかし、不意にくる突風で、デッキに立っているだけでも困難な時も有り、風はますます強くなっていく状況でした。

こんな中で、きちんとボトムをとり、ウィードを感じながら、シャクるのも難しい感じ。しかし、ファイトまでいきませんが、ウィードだと思っていたのが、実は魚だったなど、反応は出ていたので、何とか一本と思って小移動を繰り返し頑張りました。

しかし、アダムさんが寒くなったようで、暖を取りに早めのランチタイム。

そして、相談してそのまま午前中で終了となりました。本当に残念ですが、この時期、旅の途中にする釣りとしては過酷だったかもしれません。次は是非とも、良い時期に来てほしいところです。

今回のアダムさんに関しては、日本の旅行中にメールでご予約頂き、段取りをさせて頂きました。流れ的には、実に面白いものでした。

アダムさんが初の日本旅行を楽しんでいる時に、レイクビワでどうしてもバス釣りがしたくなる。そこでFLWに出た時に知り合った、同じテキサス在住のナイスバディ(アメリカ人)が琵琶湖で釣りをしていた事を思い出し、その彼に連絡を取り、船長の存在を教えてもらい、そこからWEBで予約を貰ったという流れ。

バス釣りで世界が繋がっているのが本当に面白い。

自分がリブレでガイドをする前に、とりあえず一度、本場のガイドを受けてみたいと思い行ったのがテキサス。そこはまさに人生初のアメリカ&初のガイドでした。

なので、ゲストさんがテキサスから来られると、少し感慨深いものがあります。あれから23年の歳月が経ち、今は、自分が世界のレイクビワをアメリカ人にガイドしている現実。

諦めず、長い間やっていると色んな景色を見れるものだとつくづく思い、改めてバスフィッシングと琵琶湖に感謝です。

トランジットでヒューストンやダラスを利用するだけで、考えればあれから行っていないテキサス。そろそろ、行ってみようと思う。

只今、船長琵琶湖ガイド1月分を受付中です。ガイド可能日の確認&ご予約はリブレ予約フォームからメール、または直接リブレの方に電話して貰えればと思います。皆様のご連絡、お待ちしております。