日別アーカイブ: 2017年11月14日

次なる相棒 リンクス。ついにシェイクダウン

本日の夕方、ついに国内初となるバスキャット最新モデル「リンクス」をシェイクダウンする事ができました。

アメドリ開催時に、横浜に到着してそのまま、北浦で展示。そこから、このボートとの長旅が始まり、牽引してビーフリークへ。さらにその翌週は四国へ。

アーカンソから長旅を経て日本へきたリンクス。そこから、関東、四国へと牽引してる時間は長くなり、実際湖上でドライブする事は出来なったが、ドンドン愛着は沸いてきておりました。

そして、本日検査証書が発行されたので、ついにシェイクダウン。まだ実践仕様ではありませんが、とりあえずファーストランをする事に。

この7年間、自分が乗ってきた、バスキャットのフラッグシップモデル「ジャガー」、さらにその前に乗ってきたプーマ。実にそのどちらの良いところも上手に継承している感じがしました。

最初は自分の中ではジャガーを小さくしたモデルという認識でしたが、違う気がします。またその反対にプーマを大きくしたモデルとも違う。リンクスはリンクスです。まだ短時間でのドライブなので、インプレはこれからです。

おそらく、このモデルは次世代のバスキャットを背負うモデルになるでしょうね。

96インチというワイドビームを採用しながらも、バスキャットらしい走り、ドライブフィーリングを如何に生かしていくか!!

2年前、「バスキャットらしさを無くしてまでワイドビームはいらない。船長もそう思うだろ」 リックが自分に言った言葉。

そして「まあ~見ててくれよ、今凄いのを作っているから、船長もびっくりするぞ」と言い放ってアメリカに帰って行った。それがまさにこのリンクスだった訳です。

今年の春を過ぎた頃、自分はそのリックの言葉を信用して、直ぐに注文。その時点では、世界でだれもまだ乗っておらず情報はゼロ。内心、少し不安も有りましたが、今日でその不安は安心となり、さらなる期待へと変わった一日となりました。

バスキャットの現行モデルを乗り継いで10年目、4艇目の相棒となったリンクス、今回はGETNETのトレードカラーでもあるブルーをベースにしてみました。ニックネームは「青い弾丸」です

今から、実践仕様に仕上げていくので、どんなボートになっていくのか、乞うご期待下さい。また船長琵琶湖ガイドでは、出来上がり次第、ガイド艇として使用するので、ゲストさん、ドキドキしておいて下さいね。

国内初モデルとなるので、自分は釣り人目線、そしてビーフリークの橋本さんは、メカニック目線でインプレしていくので、その辺りも楽しみにしておいて下さいね。

20数年前にサンラインのイベントから

11月12日(日)は旧吉で開催されたサンラインバスファンカップに参加してきました。当日は、サンラインの契約テスターとして、さらに、GETNET&バスキャット・ジャパンのメーカー出展もあわせて、参加させて頂きました。

普段、よくあるメーカー単体でのイベントではなく、色んな協賛メーカーもあると、やはり賑やか。さらにバスボートが沢山並ぶと、格好良いもんです

イベントに呼んで頂けるうちはできるだけ参加しようと思いますが、参加すると、スケジュールがハードになる辺りは、昔も今も変わりません。イベント前後に移動日を作れる人が本当に羨ましい。その辺りは、自分の甲斐の無さを痛感します。

今回のイベントの前後も予定がパンパンで、日帰りコース。なので、旧吉に向けてスタートしたのは、当日の午前3時。もちろん、それまでも事務仕事をしているので、一睡もせず。まずは、ビーフリークから最新艇リンクスを搬出。

タホにつなげて、電装回りをチェック。そしてナビをセットしますが、ナビも100%信用できません。

なんせ、車とボートをあわせて約13m。簡単には回転できないので、小さな道を案内されると、もう後戻りできません。まずは行く前に、地図で確認して、おおよその道筋を頭に入れて現地に向かいます。

そして、旧吉には早朝6時過ぎに到着。一週間前に関東遠征を終えた後なので、この距離は近所過ぎる距離。あっと言う間に到着です。

近所にしても遠保にしても、どちらにしても夜間の徹夜ドライブになるので、その辺りが辛いですね。

今回は、GETNETではブースの用意までは手が回らず、バスキャット・ジャパンのテント内をお借りして販売等をさせて頂きました。

会場となった今切スロープは水辺なので、お客様にルアーの動きを見せて説明するには丁度良い環境です。

時間になると、ボート部分での参加者が続々と帰ってきます。

表彰式となると、下野プロの挨拶。自分の中で、かなり懐かしい光景でした。と言うのも、自分がメーカーと契約して、初めてメーカーのイベントに呼んでもらったのは、確か20数年前のサンラインのイベント。その時も、やはり下野プロの挨拶で終わった記憶がある。

そう思うと、下野さんはマジ凄いとつくづく思う。自分が、今の下野さんの年齢になったら、メーカーのイベント呼ばれる事もなく、ガイドもできてるかどうか微妙。

若い時に勢いが有り、輝けるのはある意味当たり前。若い時で勢いが無かったら、もう先は無いからね。しかし、残念ながら人生は長い。問題は歳いってから。趣味でやっているなら、特に問題はない。しかし自分達は、このバス釣りでご飯を食べているから、先の事もかなり重要。

特に下野さんは普段から琵琶湖で一緒なので、余計に色々見てしまう。

そして、イベントも無事終了して、再び滋賀に向かって帰ります。イベントに参加する。言えば簡単ですが、さらに突っ込んで考えると、早々簡単に参加しますとも言い難い現実もある。

特に琵琶湖ガイドに重きをおいていると、その辺りは深刻。基本、週末は稼ぎ時なので、そこにイベントが入ると、それだけで収入が確実に減る。さらに言えば、ガイド代に変わるギャラは、ほんの一部の看板プロ以外は無いだろう。

自分もやはり、イベントの前後はガイドで埋めており、移動日に一日を空ける事は未だに中々できないのが現実。自然と寝る時間を削るしかない。

しかし、全てを目先のギャラで計算すると、それはそれで先が無いのも身を持って経験してきたので、自分はできるだけ参加するようにしている。

アウェイの地でしか経験できない事、人と人の繋がり。それは将来、はるかに一日のギャラを超えるかもしれない。さらに自分がアウェイの地に行けて楽しいと思えているのも行動の原動力になっている。

そして、こうやって同じモチベーションで、一緒に行動してくれるバスキャット・ジャパンのスタッフやGETNETのスタッフが側に居てくれるのも本当に助かっている。本当にいつもありがとうございます。

最後に、こういった機会を提供して下さったサンラインさんにも感謝です。ありがとうございました。次は、この四国の地で、展示ではなく、最新のバスキャットを走らせに行きたいですね。